アルンへの道その三
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「ぶるるるる!」
不気味な叫び声を上げながら邪神が追い掛けてくる・・・俺一人に向かって
「待ってくれぇぇぇ!」
「「無理!」」
二人揃って拒否された。どうせ死ぬなら一緒に死のうぜ!?
「湖だ!」
湖に張った氷の上に飛び乗る、巨人も追って来るが自分の重さによって氷が砕け、奴は湖に沈んだ。キリトの奴これが狙いだったのか!
「ぶるるる!」
だが巨人もただものでは無かった。四本の腕の内二本をオールがわりにして近づいてくる。万事窮すか・・・!
「くるるー!」
そこに象海母がやって来た、やはりこいつは水中に棲む邪神だったのだ!
「くるるるー!」
無数の触手から放つ電撃で巨人を焼き、俺達と象海母は巨人に勝利した。
「きゃああ!」
するとこいつは俺達を自らの背中に乗せ、のしのしと歩きだした。
「ま、今はこいつに任せるしか無いさ、竜宮城に連れてってくれるのか、今日の朝メシになるかはしらんがさ」
「じゃ名前付けよ名前!何か可愛い奴!」
と言いだした。いやはや女の子だねぇと思いながら考える。決まった名前は・・・
「「「じゃ、トンキー」」」
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