暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート ・オンライン 〜鋼鉄の城に輝く星々〜
エピソード7
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「あ…ごめん、ユウカさん。」
「はぁ、死ぬかと思った……」
仮想空間だから苦しいとかないはずなんだが、圧迫感はあるのか?
「で、シェフがどうこうって?」
「あ、そうだった。お前いま、料理の熟練度どのへん?」
その質問に不敵な笑みをみせるアスナ
「聞いて驚きなさい!先週《完全習得》したわ!」
「なぬっ!?」
その言葉を聴いて、キリトは驚いた。
と同時にこいつアホかという表情をした。
「アスナ……その腕を見込んで頼みがある」
手招きをして、可視モードにしたウィンドを見せる。
それを見たアスナは目を丸くして声をあげる。
「な…こ、これ!S級食材!?」
「取引だ。こいつを料理をしてくれたら、一口食わせてやる。」
キリトが言い終わる前にアスナが胸倉をガシッと掴み、口を開いた。
「は・ん・ぶ・ん!」
不意打ち気味なアスナの行動にドギマギしているキリトは
アスナの気迫におされて「わ、わかった…」と渋々承諾した頃を見計らって、
ユウナが茶々を入れる。
「仲良いね〜二人とも。」
それを聴いた途端アスナがキリトから弾けるように離れる。
「おーい、二人さん。俺らのことも忘れるなよ?」
S級食材が食べられるだ!こんなチャンス逃すわけにはいかない!
「じゃあ、四分の一ね」
とアスナが言うとキリトは頷き、「俺の分は?」的な表情をしているエギルを見上げる。
「という訳だ。取引は中止な。」
「お、おい。俺たち、ダチだよな?せめて、味見くらい…」
「感想文を八百字以内で書いてきてやるよ。」
「お、おい、リョウト…おまえは俺を「さすがに性別を間違えるダチなんていねぇよな?」…うぐぅ…」
「そりゃあないぜ!」
この世の終わりみたいな表情を見せるエギル
(さて、このままエギル放置でもいいが…いっそのこともっと追い打ちをかけてやるか。)
ニヤリと笑うリョウト
「まぁ、エギル、流石にS級食材じゃあないが、コレを
やる
(
殺る
)
よ」
そう言って、掌サイズの肉まんを取り出し、渡す。
コレを食べたことのあるキリトとユウカはその時の惨劇がフラッシュバックしたのかすごく嫌な表情をしている。
「マジか!?恩に切るぜ、リョウト。」
笑いを堪えるのに必死なリョウトに気づかずにソレを一口で食べる
「お、案外うめェなコレ……………うっ……か、か、……かれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?
なんだこの辛さ!からぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」
「「「え、えげつない…」」」
えげつない?褒め言葉ですけどなにか?
リョウトがエギルに食べさせた肉まんらしき物体は、リョウトがこれでもかと激辛食材
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