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東方夢想録
博麗神社 編
博麗霊夢ルート
第27話 第2回目の西行妖異変
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きゃいけないんだな!?」

楓「はい、簡単に言っちゃえばそうです」

わかっている、どうせ白玉楼で、俺が住んでいたところで幽々子は異変を起こそうとしているのだろう?
だって西行妖だもんな

俺は何も考えず星花を背中に乗せて飛び
思い出した自分の記憶を頼りに白玉楼へ向かおうとする

楓「あ! まだ大事な話が終わっ...て......ない、デス.....行っちゃった」

やっぱ幾斗さんはこう言うところも変わりませんねぇ。人の話を最後まで聞かないところとか
熱心なところとか

でも、こればっかりはそんなのどうでもいいから聞いて欲しかったのです。下手したら命に関わりますので...



こっから白玉楼は何時間かかるのだっけか
確か一度冥界に入らなければいけなかったな

おにぃしゃまは気づいているのかな?
あの大事な大事なことに
気づいているのならこのままでも大丈夫だけど...
気づいていなかったら、おにぃしゃまはどうなっちゃうのだろう

いなくなっちゃうのかな....


でもまぁ良いですか、僕にはあまり関係ありません。それに彼なら上手くやって退けると思います

そもそもそれは、彼の能力の問題ですし
星花ちゃんもいるのですぐ気づくことでしょう
あくまでも"この話"はですけど

もうひとつの話は彼にもどうすることもできないでしょう。だって幻想郷全体の問題にもなってしまい、それまさしくこれだって彼の命に関わります
なんてったて


彼は
おにぃしゃまは

タイムパラドックスを起こすから










星花

幽々子は俺の今の姿をしらないことはわかっている
それだけじゃない
お前らが言いたいことは痛いほどわかっている
俺がここから、この場から消えて亡くなるかもしれないって遠回しに注告していたのだから
それぐらい俺にもわかる

俺は

タイムパラドックス

をしてしまった人間なんだから

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