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らしい。シャルも「判ってるけど、でもみんなと一緒に通いたいんだよ〜」父親の厳しさを思い返してか若干震えているが、それでも決意を通すようだ。

「大丈夫だよ、シャルちゃん。私たちも出来るだけ力になるから」

「うん。私もシャルと一緒に学校に通ってみたいし」

「絶対に面白くなりそうじゃない、あんたも一緒だと?」

「確かに♪ 私もシャルちゃんと一緒に学校に通ってみたいな〜♪」

なのは達が味方になることを決めた。するとはやても「わたしもシャルちゃんと一緒やとええな♪」とシャルの通学賛成派に回った。シャルは「わたしもいいの?」とはやてに確認した。その確認には俺の存在が関係しているんだろうな。あぁ、来年の俺・・・胃潰瘍とか患っていないだろうな・・・。

「もちろんや。同じ舞台でも負けへんからな♪」

「うぅ、わたしも負けないよ!・・・でも、ありがとう♪」

そうして時間は流れて行き、騎士カリムとヴェロッサ査察官は帰り、俺たちはプリアムスを筆頭としたメイド達お手製の料理が出来るまでシャルの部屋に行こうかという話になったいたところで、「イリスお嬢様。旦那様がお帰りになられ、アルテルミナス様とミミル様がいらっしゃいました」と、プリアムスとは別のメイドが報せに来た。

「ルミナだけじゃなくてミミルさんまで・・・?」

シャルが本当に驚きを見せている。アルテルミナス。俺の魔法や“エヴェストルム”を粉砕した騎士で、教会騎士の中で最強の拳闘騎士、そしてこれからは俺たち八神家の同僚。だが「ミミルさんというのは?」その名は聞き覚えがないため、シャルに聞いてみた。

「ミミル・テオフラストゥス・アグリッパ。はやて達に紹介したかった、融合騎にも詳しい古代ベルカ式の技術者だよ」

「なら、今からでも話すが出来たりしないか?」

明日に回すより出来るだけ早く話を通して、リインフォースUの誕生を早くしたい、と思ったからそう提案してみた。先の次元世界では聖王教会とのコネを手に入れるまで2年も掛かったからな。今回はそれよりもっと早く。リインフォースが消えるまでに、2人を会わせてやりたい。

「わたしからもお願いや、シャルちゃん」

はやても、そしてリインフォース達もシャルに頼み込んだ。シャルは「もちろんっ♪」と笑顔で請け負った後、応接室を飛び出して行った。

†††Sideルシリオン⇒イリス†††

父様が帰って来た。それだけじゃなくてはやて達の目的、ミミルさんがやって来た。はやて達に今からでも話が出来ないかってお願いされたわたしは、友達として叶えたいために応接室を飛び出して、エントランスホールを目指してダッシュ。
着いたエントランスホールにはプリアムスと双子メイド――ルーツィアとルーツィエ、そして父様、ルミナとミミルさんが居
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