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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第411話】(18禁)
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けだ」
振り向き、悪戯っぽく微笑むとラウラはそのままシャワールームを後にし、手早く髪を乾かし始めた。
いつまでもシャワールームに居ても仕方ないため、俺も身体を拭いてからシャワールームを後にすると既にラウラは制服に着替えていた――着替えるの、速いよな……。
ドライヤーの熱風でラウラの銀髪は靡く――キラキラ輝く銀髪が眩しく見え、少し見とれていると――。
「む? ヒルト、どうした?」
「あ、いや、何でもない。 ……て、てか着替えないと……」
全身の血液が沸騰する感覚に、僅かに思考が遅れる。
ラウラの顔を見ると、どうしてもさっきまでのフェラしていたラウラを思い出してしまう。
何とかトランクスを穿き、寝間着用のジャージに着替えると乾かし終えたラウラが振り向く。
「ではヒルト、また後で忍び込むからな」
「あ、あぁ……」
「フフ……勿論、ヒルトが望むなら夜中でもまたするが……?」
「……ッ!?」
一度したという事実が、更にラウラを大胆にさせたのかもしれない。
また僅かに笑みを溢すと、ラウラはそのまま洗面所を出て、部屋を後にした。
……さっきまでの、夢じゃないよな。
鮮明に思い出されるさっきまでのラウラの姿――また下半身に血液が集中するのを感じると、俺は無理矢理それを払拭させるように激しくかぶりを振り、洗面所を出る。
それと同時に室内に響くノックの音――返事するより先にドアを開けると――。
「わっ、び、びっくりしたぁ。 ……お兄ちゃん、早すぎだよ」
美冬が驚きつつもそう答えた、肌が僅かに赤みが差しているところを見ると風呂上がりの様だ。
「み、美冬か……どうした?」
「あ、うん、ちょっとね? ……さっきラウラがお兄ちゃんの部屋から出たけど、何かあった? 何だかラウラ……凄く嬉しそうだったけど。 ……もしかして、デートの約束でもしたの?」
僅かに頬を膨らませる美冬――言えない、さっきまでラウラとシャワールームに居てフェラチオされてたなんて知られたら、どうなるか何てのは目に見える光景だ。
「ま、まあそんな所だな」
「……お兄ちゃん、今嘘ついたでしょ」
その指摘に、心臓が跳ね上がる――何でいつもバレるんだろう。
とはいえ、流石に語れない為何も言わずにいると――。
「……とりあえず入っていい? ここで追求は目立つもん」
「ぅ……わ、わかりました。 では、どうぞ中へ……」
「うん」
ジト目気味に見られつつ、中に入っていく美冬。
ドアを閉めるととりあえず美冬のご機嫌窺いようにココアを作ることにした……。
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