暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第6話『機動六課始動』
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
あ、はい。初日から色々迷惑を掛けてすみません」

なのは「ううん、大丈夫。それじゃあ、カズマくんも訓練着に着替えて来てね」

カズマ「はい。……あ、なのはさん」

なのは「ん?なに?」

カズマ「えっと……目の下が少し赤いですよ」

なのは「え!?あ、本当だ……」


 どうやら自分では気がついていなかったようだ。
この反応、なんか可愛いなぁ。









 ◇◇◇◇◇









エリオ「あ、カズマさん。もう大丈夫なんですか?」


 更衣室に入ると先ほどの少年―――――確かエリオ・モンディアル三等陸士って言ってたかな?


カズマ「ああ、なのはさんのおかげでな。エリオも気をつけろよ、あいつを怒らせるとああなるからな」

エリオ「はい、肝に命じておきます。それにしても、カズマさん達はとても仲が良いですね」

カズマ「う〜ん……まあ、訓練校時代からの付き合いだからな」


 一年以上も一緒にやってるからなぁ…まあ、仲が良いと言えば仲はいいか。


カズマ「でも、エリオにもそれぐらいの奴いるだろ?」

エリオ「いや……僕には……」


 まずい、地雷踏んだか。とりあえず謝っておこう。


カズマ「………悪い」

エリオ「いいんですよ、気にしないでください」

カズマ「そうか?なら、そろそろ行かないと怖い鬼がさらに怖くなるぞ」


 そして下手をすれば俺は三度目のトイレに………考えただけでも恐ろしいし、さっきのことは思い出したくない。


エリオ「そうですね、カズマさん準備出来ましたか?」

カズマ「問題なし。行くか」

エリオ「はい」


 杖を肩に担ぎ更衣室をあとにする。さて、鬼が出るか邪が出るか…。


ティア「遅い!!」


 鬼が出ましたよ。それも、とっても怖い鬼が…。


ティア「まったく、いつまで待たせる気よあんたは」


 誰のせいか胸に手を当ててみろってんだ。


ティア「何?あんたまた、あそこに行きたいの?」


 クイクイと親指でトイレを指す。


カズマ「………ごめんなさい」


 速攻土下座で謝る………え?プライドは無いのかって?
そんなもん!昨日生ゴミと一緒に捨ててきたわ!
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ