8ーリハーサル(中章)
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ログインすると既にリーファがこっちの世界に来ていた。
「ヤッホー!こんにちはリーファちゃん!」
「テンション高いですね…スノーさん…」
若干引き気味だ…うーん…解せぬ。
「ま、とりあえずありがとうね。」
「何がですか?」
リーファちゃんはわからなそうな顔をしている。まあ、主語がないからね。
「キリトを支えてくれてだよ。あいつすぐ暴走するから…」
「あはは…分かります。」
そう引きつった笑いの後に急に真面目な顔で質問してきた。
「キリトくんにスノーさんはどうして世界樹を目指しているんですか?」
「キリトの…お姫様に会うためだよ。」
「お姫様?」
「うん。…とある悪者にかけられて眠ってるお姫様を救いにね?…まあ、簡単に言うとグランドクエストクリアしたいってことだよ」
そんな話をしているとキリトがログインしてきた。
「なんだ2人とも早いな。」
「お前が遅すぎるんだ。10分遅刻だ。」
「そうだよ!キリトくん!」
俺は少しため息をつきながら、
「さっさと行くよ!」
俺たちは大空へと飛び立った。
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「いつつ…あれ?みんなは…」
マジであり得ない。なんか村っぽいところで休憩しようとしたらなんと村全体がモンスターでそのままパックン☆チョ。だが死ぬことはなく何処かに飛ばされたらしい。
「えっと…今はアルンか…え?」
なんとどうやら目的地である世界樹に1番近い街であるアルンの路地裏に着いたみたいだった。
ちなみにキリト達はいない。
「まあ、ちょうどいいか。」
俺はインスタンドメッセージでキリトにアルンに着いた報告をし、近くの宿でログアウトした。
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そうそうにログアウトした俺が向かった先はゲームセンター。
リズムゲームをしながら考えていた。もちろんフルコンボで。
須郷は恐らくあの世界ALOでアスナを幽閉している。…なぜ?確かにその方がアスナの意思関係無しに結婚でき、結城家に入れるが…
カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪カン♪
リズミカルにゲームをして行く中、俺の頭はフル回転していた。
ん?まてよ…
俺はふと次の曲の待ち時間でスマホから須郷伸之と検索する。
どうやらアスナのお父さんの会社総合電子機器メーカー《レクト》社員にして同社のフルダイブ技術研究部門の主任研究員らしい。
フルダイブ技術研究部門…
まてよ…
「脳に何らかの障害…いや洗脳するため…?」
もしもそうだったとしたら。今だ目覚めないSAOサバイバーは遠隔で実験をされている
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