第五章 StrikerS編
第百六十九話 『外伝17 高町家と月村家への帰省』
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ん! 私からもお願い。私、ユーノ君と……そしてヴィヴィオとも一緒ならもっと元気にやっていけると思うの。だから……!」
「「……………」」
しばらくお父さんとお母さんは無言で目を瞑っていたが、次第に目を開いて、
「二人とも、頭をあげなさい」
「「はい……」」
それで私とユーノ君は頭を上げてお父さん達の顔を見ると、そこには満面の笑みを浮かべているお父さん達の表情があった。
そして、
「ユーノ君。任せてもいいんだね? 最後までなのはと一緒にいてくれるんだね?」
「はい! 約束します! なのはとヴィヴィオは僕が守ります!」
「ユーノ君……」
「ユーノパパ……」
お父さんがそういうと言う事は!
「わかった。ユーノ君。なのはを君に任せるよ。これからは私の事をお義父さんと呼ぶことを許すよ」
「ッ! ありがとうございます!」
「しかし、ユーノ君の覚悟を聞けてよかったよ。でなかったら私はまず『私を倒してから言うんだな!』というつもりだったんだよ」
そう言って「はっはっは!」と笑うお父さん。
やっぱり物騒なこと考えていたんだね……。
そうならなくてよかったよ。
でも、これで認められたから!
「ユーノ君! これから末永くよろしくお願いします」
「うん。僕もこれからよろしくね、なのは」
それで私とユーノ君はいつまでも見つめ合っているのであった。
だがすぐにお父さん達に、
「でも、結婚してからだからな。子供を作るのは!」
「あらあら、ふふふ。あなたもやっぱりまだまだ過保護ね」
「当然だ」
ふぇえーーー!? まだ一回もやっていないからよかったよ。
「そういえば、話は変わるけどお父さん」
「ん? なんだい、なのは?」
「うん。そのね、すずかちゃんとフィアちゃんがね―――……」
それを伝えたらお父さんの表情が固まったのは言うまでもなかったみたい。
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・S・高町
今頃なのは達はちゃんと報告できている頃かしらね?
でも、私も今回は覚悟を決めないといけない。
なんせ、その、すずかとフィアと、その、やっちゃって、しかもそれから二人とも生理が来ていないというから。
それが意味することは……。まぁ、言わずもがなである。
「すずか、フィア……」
「ん? なに、シホちゃん?」
「なんですか、お姉様?」
「すずかはデバイスマイスターだからそんな激しい動きはしないから安心はしているんだけど、フィアは少しだけ激しい動きは控えめにしてね?」
「えっと、うん。わかったよ、シホちゃん」
「わかりました。お姉様」
二人もどういう意味か察したのか頬を赤らめながらも頷いてくれた。
「むー……奏者
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