第十八話 Sigma Palace
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襲う極低温の冷気。
VAVA「シードラゴンズレイジ…極低温のバーナーだ。そのアーマーに耐性のない氷属性の兵装だ」
ルイン「この!!」
FXアーマーに切り換え、氷を蒸発させる。
VAVA「バックショットダンス!!」
ばら撒くタイプのバルカンを放ち、ルインと距離を取る。
ルイン「フリージングドラゴン!!」
LXアーマーに切り換え、氷龍を召喚する。
VAVA「グリーンアイドランプ 」
至近距離専用のバーナーで氷龍を蒸発させ、ルインに向けてロケットパンチを放つ。
間一髪それをかわすが、パンチはルインを追うように動き、ルインの側頭部に直撃する。
VAVA「インフィニティーギグの性能を忘れてもらっては困るな」
ルイン「負けられ…ない…!!私は…負けない!!」
ZXアーマーに切り換えてセイバーで切り掛かる。
刺し違えてでもこいつを倒す。
その意志を持ってVAVAに切り掛かるが、VAVAは余裕の笑みを持って構える。
VAVA「バーニングドライブ!!」
自分の周りの酸素を消費して周囲を強大な炎に包み込む。
ルイン「ーーーーーーッ!!!!」
まともに受けたルインは声にならない悲鳴を上げると意識が一瞬飛んだ。
VAVA「ゴールデンライト!!」
その隙を逃さず至近距離専用のロケットパンチをルインに向けて放つ。
無防備なルインの腹部を穿ち、風穴を空けた。
VAVA「ネクロバースト!!」
広範囲に電撃波を放つVAVAのレーザー系最強の兵装・ネクロバーストが炸裂する。
直撃を受けたルインの視界がブラックアウトする。
その頃、別ルートでシグマパレスの防衛隊の相手をしていたゼロは奥からした凄まじい轟音に目を見開き、嫌な胸騒ぎを感じて駆け抜ける。
ゼロ「ルイン!!」
辿り着いた先には腹部に風穴が空き、アーマーには凄まじい裂傷が入って身体から火花が出ているルインの姿と嘲笑うような笑みを浮かべてゼロを見つめているVAVAの姿があった。
VAVA「ほう、ゼロ。随分と遅かったじゃねえか?ルインは俺と遊び疲れておねんねしちまったぜ?」
ゼロ「貴様、よくも!!」
怒りに震えるゼロはバスターをVAVAに向ける。
VAVA「お前はこいつで遊んでやるよ」
VAVAがパチンと指を鳴らすと天井から漆黒のライドアーマーが降ってくる。
ゼロ「ライドアーマーだと!?今更こんなガラクタが通用するか!!」
ゼロがライドアーマーに乗ったVAVAごと破壊せんとばかりにフルチャージショットを放つ。
ライドアーマーの掌がゼロのフルチャージショットを弾
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