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ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
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恐ろしいほどの横殴りの衝撃を伴って、その《悲鳴》は少女の小柄な体全身を襲った。

痛覚を遥かに通り越し、異様な冷たさが全身の神経を逆撫でしたのも束の間、ゴッッ!!!!という轟音とともに、粘り気のあるゼリーのように感じられる大気を引き裂きながら、リング状の余波すら可視化させながら、砲弾のような速度で少女が弾き飛ばされた。

地殻に、第二のクレーターを刻み込む羽目にならなかったのは、紅衣の少年のおかげだった。

雷光のごときスピードで、瞬間移動のようにルナの軌道上に出現したレンは、少女に負けず劣らず小柄な身体の全身を使って受け止めたのだ。

当然、少女にある運動エネルギーの全てを受け止め、あまつさえ捻じ伏せられるはずもなく。

ベギゴバキゴギィッッ!!!!!

大樹の、建設用クレーンのような幹を幾つも薙ぎ倒しながら二人は半ばもつれ込むように苔むした地面に落下した。

ふんわりと湿ったコケで助かった。これが石畳でもあったなら、HP全てが即座に消し飛んでいただろう。今この状況も、こうやって生存している事自体が奇跡のようなものなのだ。

「ぐ……がはげほっ!…………ルナ…ねーちゃん……生きて…る………?」

「………な、なんとかー」

もぞもぞ、と地面の上で転がりながら、互いの生存を確認する。

助けてくれた礼代わりにと、手早くアイテムウインドウからHPポーションを実体化させ、少年のほうに放る。正直、身体をすぐには起こせないほどの鈍痛が全身を苛んでいた。

心意は痛覚遮断(ペインアブゾーバ)を無効化する、という少年の忠告を今更のように思い出した。

全身が水に浸されたような痛覚に呻きながら、少女は立ち上がる。

ギシギシ、という音が全関節から響くような気がする中で、それでもルナは立ち上がった。

「…………腕……なんとか、いけたね」

「いける…もんだねぇ。――――だけど」

うん、と頷きながら、二人は上空を見据えた。

「「まだ()()(ね)」」

その言葉が聞こえたかのように、二人の目線の先で金属同士が擦れ合うような耳障りな異音が甲高く響き渡る。

薄霧のような黒煙が、欠けた腕を上書きするように寄せ集まっていく。

チッ、と。

思わず、鋭い舌
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