第二章『幻想入り』
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がら忍者たちを守れ」
命令すると屍達はすぐに行動した。
流石忍者の屍、輝が命令を下した瞬間すごい速さで風達の下へ向かった。
少し遅れて長槍兵も走り出した。長槍兵も忍者に少し劣るが足が速かった。
屍たちが命令どおりに動いたかを確認してから走りだした。
到着している頃には、風と零は忍者たちに岸に引き上げられていた。
「大丈夫か?お前ら」
すぐさま風と零に声を掛けた。
風と零は若干水を飲んでいたらしくむせていた。
しばらくすると、呼吸が落ち着いたらしく零が言ってきた。
「流石ワイトキングNEO/バスター、屍を使って俺らを助けるとは」
そう言ってグッジョブサインを向けてきた。
「その呼び方をやめい!」
「だって屍を従えているんだぜ?お前ほどこの名に相応しい人物は他に入ない!」
「ハハハハハハハ・・・・・・。もう一遍川に入る?」
「まぁまぁ、そんなに怒るな」
風が輝の肩をたたき宥めようとして話に入ってきた。
「だけどさぁ〜」
「輝・・・・。事実なんだから認めちゃいなよ☆」
「認めるか―――――!」
輝は全力でツッコんだ。
「だれが認めるか!そんなの!」
「「えぇ!!」」
「二人して驚くな!」
「なぜ認めない、屍を操る程度の能力なのに?なぜ自分をワイトキングNEO/バスターと認めない!」
「どっかのゲームキャラクターみたいな台詞を使って言うんじゃねーよ!それと東方みたいに○○程度の能力的な感じて俺の能力を言うのは止せ」
「別にいいじゃん。それとツッコミが長い」
「長くてすいませんでしたぁ―ッ!!」
輝は息を切らしながら額に手を置いて唸った。
「誰のせいでこんな能力が付いたと思ってんだよ」
「はて?なんのこと?」
「とぼけるな――――!!!」
屍を操れるようになったのはつい最近のこと。
なにが原因か今でも不明だが、風と零が輝のことをいじりまくっていたら突然覚醒した。
御陰様で、ワイトキングNEO/バスター(意味不明な)と言う変なあだ名を付けられてしまった。
もし神様が入るのなら恨みでいっぱいだ。
「所でここ何処なんだよ。お前ら分かるか?」
風たちに聞いても無駄だと思っているけれど一様聞いてみた。
「たぶん、ここは・・・・彼岸だな」
以外にも答えが返ってくるのが速かった。
そして、風からでた言葉はもっと以外だった。
「ん?ひがん?」
「そう、彼岸」
聞き慣れない言葉に混乱していた。
「つまり・・・・。どゆこと?」
「つまり、三途の河のこっち側」
三途の川のこっち側?
不吉なことを聞いてしまったような気がした。
「つつまり、ええ〜と、だから・・・・」
「まだ分からんか?」
風は呆れるようにいってきた。
そして聞いてはいけない物を聞い
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