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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第410話】
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無臭なのかも?」

「ははっ、それならいいが……。 未来、ありがとうな?」

「ううん、私も……抱き締められたのは嬉しかったから。 ……き、キスもしたいと思っちゃったけど……ね?」


 そう言って上顎を上げ、瞼を閉じてキスを受け入れる体勢になる未来。

 迷う事なく、俺はその唇に口付けを落とす――プルンッと瑞々しい唇の感触が伝わると、全身の血液が沸騰する思いだった。

 唇を離すと、未来は赤くなったまま笑顔で――。


「ヒルト、ありがとう。 ……おやすみなさい♪」


 そう言って再度、触れるだけの口付けを未来から交わし、俺の部屋から出ていく。

 明かりのついた部屋に訪れた静寂――さっきまでのキスの余韻を楽しむより先に過るのは銃口。

 相当俺の脳裏に刻まれたらしく、まだ忘れる事は敵わないかもしれない。

 洗面所兼脱衣場に入ると、俺は早速シャワーを浴びる為着ていた服を脱ぎ、シャワー室へと入っていった。
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