第九話
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」
実際は、ガンダムの世界でも四機しか生産されなかったから、合わせただけなんだけどね。
「そうすると、ガトー少佐達はザクURー1型ですか?」
「そうだよ。イルマ中尉はCP将校(コマンドポストオフィサー)を担当してもらう。シーマ中佐は俺の護衛をしてもらう」
「「了解(だよ)」」
「操縦席から、機内の人員へ間もなく本艦は帝国厚木基地に着陸します。各種搭乗員は、座席に座りシートベルトを着用してください。繰り返します」
そうこうしているうちに日本帝国についたようだ。アウドムラが着陸体勢に入る。イルマ中尉も俺の隣に座りシートベルトを着用する。ゆっくりとアウドムラの速度が落ちて滑走路に進入していき、キキーと音が響き少しして機体が止まる。無事に着陸出来たようだ。
「当機は、日本帝国厚木基地に到着致しました。またのご利用、お待ちしています」
なんだか、民間の飛行機に乗って旅行に来たみたいな。まあ、沖縄なら行きたいけどな。今の時期だと、本州寒いし。なら秘密基地のある気候に近い沖縄がいいな。
「不動准将。外の準備が出来ております。出る準備が済しだい、出口に来てください」
マツナガ少佐が外の確認を行い、準備が完了した事を伝える。
「分かった。直ぐに出るぞ。皆、準備は出来てるな?」
俺の問いかけに皆が頷く。其を確認すると、俺は立ち上がり身なりを整えて出口の前に立つ。ドアが開いているので、そこから外に出ると、将兵達が左右一列に並び俺に敬礼した。俺は階段を降りる。地面には、赤い絨毯が敷かれていた。その上を歩いて進むと、俺の出迎えに来た日本帝国の人達が待っていた。一人は帝国軍の将官の制服を着ていた。恐らく厚木基地の司令官だろう。その後にいるのは、帝国軍の制服に身を包んだ巌谷榮二中佐だ。更にその後には、TEのメインヒロインでこの世界の俺の幼なじみの篁唯依中尉が居た。
「どうも初めまして。
この度帝国軍にて教導をする事になりました、国連事務総長直轄部隊メビウス所属不動悠斗准将であります。よろしくお願いいたします」
「これはこれは、私は厚木基地司令官の井上大佐と申します」
井上大佐が、握手を求めて来たので笑顔で握手する。まあ、モブキャラの貴方はどうでも良いです。井上大佐と握手を交わし、その後ろに居る巌谷中佐の方に進む。
「お久しぶり振りです、巌谷中佐。八年前に送り出して頂いた以来ですね」
「久しぶりですな、不動准将。この度は、教導に来ていただき感謝しています」
巌谷中佐とも握手を交わす。すると、巌谷中佐の横に篁中尉が来る。
「久しぶりだね、唯依ちゃん」
「不動准将、幾ら幼なじみでも任務中にその様な呼び方は、遠慮していただきたい」
相変わらずお堅い性格の様ですね。ま
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