第三話
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ていると、「隊長前!」はっ!前を見ると、要撃級の腕が俺の目の前に迫ってきている。避けれない。スローモーションで腕が迫る。死んだな。そう感じて、眼を閉じようと「諦めるな」そう、声が聞こえた瞬間目の前赤い花が咲いた。
帝国軍衛士sideout
悠斗side
遡ること、30分前。俺達は釜山手前、五キロ地点の海岸沿いにいた。
「よし。一旦行動停止する」
「大佐?何か有りましたか?」
アコース少尉が、周囲警戒を、行いながら聞いてきた。
「脱出の準備を行う」
「脱出の準備したらですか?」
ラル大尉も不思議そうだ。
「ああ、我々は脱出船がないのでな。これから、呼び出しますよ」
「ほう?誰を呼ぶのですか?」
「少々お待ちを」
俺は、思い浮かべる。潜水艦艦長ドライゼ中佐。潜水艦はユーコン(Uー99型)隊員は、デラーズ・フリート兵多数(Gジェネレーション)から。回りが光ると其処には接岸され係留された、ユーコンとドライゼ中佐に船員のデラーズ兵達だった。
「ご苦労様です。大佐。ユーコンの艦長をさせてもらいます、ドライゼ中佐であります」
スッと、敬礼するドライゼ中佐とデラーズ兵達。
「ご苦労中佐。君の上官に当たる不動悠斗大佐だ。よろしくたのむ」
此方も敬礼で返す。
「大佐、我々はなにをすればよろしいですか?」
「ドライゼ中佐。貴殿には、新型潜水艦ユーコンUー99型を与える。貴殿達は、艦にて沖に出たあと合図が有るまで、潜水して待機していつくれ。合図が有りしだい、我々を回収し秘密基地まで退却する」
「了解しました。それでは、直ぐに出港準備に入ります」
「頼みます。我々は、釜山まで行きますので、そちらでお会いしましょう」
「解りました。御武運を」
互いに握手を交わす。その後、ドライゼ中佐達は、潜水艦に乗り込み出港していった。
「此方も、出発する。釜山を目指すぞ」
「「「了解(だ)」」」
一路釜山を、目指して前進を開始した。
30分後、俺達は釜山に到着した。
「ラル大尉。釜山に着いたので、指揮をお願いしたいのですが?よろしいですか?」
「どうしてですか?
「流石に、戦闘経験の短い私が指揮をするより、ラル大尉の方が良いと思いまして」
実際、指揮経験のない俺が指揮を執るのは無理だから。此処は、ラル大尉に任せるのが安心だ。
「解りました。では、私が指揮を執りますが、大佐はオブザーバーでお願いします」
「解りました。何かあれば対応します」
「大佐、これも指揮訓練の一環みたいなものですよ。実戦経験の有る貴方なら、直ぐにできますよ」
「それなら、良いのですが、」
ドーンと大きな音がし
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