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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
29話
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けます。

「責任を感じるなとは言わん。だが、思いつめすぎるとお前が死ぬことになるぞ。少しくらい無責任になれ。さっきまでの君の顔は見れたものではなかったぞ。」
「そんなに酷かったですか。」
「ああ、酷いものだった。彼女達を連れてきたことを後悔してただろう。」
「アヤノを連れてこなければ、彼女の心の古傷をえぐるような目にはあわせる事はなかった。その事に後悔しています。」
「君は本当に仲間が大事なのだな。だが、重しにするな。そんな事はだれも望まん。」
「これは、性分なのでしょうね。出来そうにありません。」
「だが、君がつぶれるぞ。」

 そんな事を話しているとセシルさんより通信が入ります。
 
『ハガネを発見しました。ですが、DCに網を張られていたようです。発見されました。パイロットは至急各機体に搭乗してください。』
「その事は後で、今は、迎撃の準備を。」
「わかった。ハガネに連絡を入れて来る。」

 その言葉を聞き後に、ウプウアウトに乗り込み、セシルさんに通信します。

「セシルさん!近くに無人島はありませんか!」
『ありますが、どうしたのですか。』
「そこで迎え撃ちます。陸地が近くにあった方がいいですから。」
『わかりました。戒君、気を付けて。』
「わかりました。」

 そんな話をしている間にリョウ、ユキヤ、アヤノの3人もそれぞれの機体に乗り込んだようです。

『あいつら、許さない!』
『落ち着け、アヤノ。でないとお前が死ぬぞ。』
『でも、アヤノにあんな気持ちを味あわせたんだ。その落とし前は着けないと。』
『当たり前だろう、俺が殺してやるぜ!』
「戒、みんなやる気。」
「ええ、そのようですね。」
『ウプウアウト、発進スタンバイ。』
「ウプウアウト、行きます。』

 加速した後にウプウアウトがコクチョウより飛び立ち、他の機体もそれに続きます。

「アーニャ、機体の方は。」
「何も問題ない。」
「他の機体はどうですか。」
『こっちは、問題ないぜ。』
『こっちもだよ。』
『あたしの方も問題ない。』
「そうですか、どうやら、先発隊が来たようです。迎撃します。」
「迎撃。」
『『『了解。』』』

 敵機はリオンが10体とF−32シュヴェールト10機で編成されています。
 その向かってくる敵機に向かい、コクチョウより砲撃が放たれます。
 それに対して、敵機は散開します。
 散開した敵機に対して、ウィングガストに変形したグルンガストGより放たれたビッグミサイルが1機のF−32シュヴェールトを捉え、ビッグミサイルが命中した瞬間、爆炎に包まれ破壊されます。
 また、ビルトラプター・アスカから放たれたグラビティ・レールガンはリオンを捉え撃墜し、量産型ゲシュペンストMk−Uはメガ
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