第1話 君を守るために。
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はそう坂本に言った。
美緒「まぁ、無理には呼ばないさ。だがお前達は必ず我々の仲間になる。」
そう坂本は言って宮藤の家を後にした。
〜その日の夜〜
俺は宮藤と同じ部屋で眠っていた。
芳佳「あの、黒鋼さん。」
宮藤は俺に話し掛けて来た。
龍牙「ん?何だ?」
俺は聞いた。
芳佳「あの、黒鋼さんはさっきの坂本さんの話を聞いてどう思いますか?」
そう宮藤は俺に聞いてきた。
龍牙「誰かを助けたいのは誰もが一緒だが今の俺じゃあ無理かもな。仲間がいれば何でもできるとは思えないがな。今の自分にできることをやればいい。」
そう俺は言った。
芳佳「今の自分にできること…。」
そう宮藤は言った。
龍牙「おやすみ。」
俺はそう言って眠りに入った。
〜次の日〜
俺は宮藤の家に泊めてもらったので朝食を作っていた。
龍牙「うん!上出来だ。」
俺はそう言って味噌汁の味見を終えた。
芳佳「あれ?黒鋼さんおはようございます。」
そう宮藤は言った。
龍牙「よう!早いな。」
俺はそう言ってエプロンを外した。
芳佳「え!黒鋼さんが作ったんですか?」
そう宮藤は聞いてきた。
龍牙「ああ、なれてるからな。」
そう俺は言って米をご飯茶碗に入れた。
〜59分後〜
俺はほうきを両手に持ちながら外の掃除をしていた。
すると一緒に掃除していた宮藤は郵便配達の男から手紙を受け取った。
芳佳「え!お母さん!お祖母ちゃん!」
俺は芳佳の捨てたほうきを片手に持ちながら宮藤の家に入った。
〜宮藤家〜
俺は家に入ると宮藤の祖母は一枚の写真を見ていた。
芳佳「黒鋼さん!今から扶桑海軍に行ってきます!」
宮藤はそう言ってどこかへ行こうとした。
俺は宮藤の右腕を掴んだ。
龍牙「俺もいくぞ!」
俺はそう言って宮藤の後ろに付いて行った。
〜扶桑海軍〜
俺と宮藤は海軍基地に来て坂本を探した。
芳佳「あ!黒鋼さん居ました!」
そう宮藤は言った。
俺は宮藤の指差す方を見た。
そこには刀を地面に突き立てた坂本美緒が立っていた。
美緒「やっと来たか。」
そう坂本は言った。
芳佳「あの、」
宮藤は坂本に話し掛けた。
美緒「停学届けの事なら気にするなよ!」
そう坂本は言った。
芳佳「あの、入隊するんじゃないんです。」
そう宮藤は坂本に言った。
美緒「はっはははは!」
坂本は笑いながら誤魔化した。
〜4分後〜
坂本に宮藤の父親からの手紙の事を話すと坂本は真面目な顔で宮藤に宮藤の父親の事を話した。
美緒「会いに行ってみるか?宮藤博士に。」
そう坂本は宮藤に聞いた。
芳佳「はい!」
宮藤は頷いた。
美緒「あ〜それで入隊は?」
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