拠点フェイズ 4
拠点フェイズ 北郷盾二
[2/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
師。気と鍼の達人。人物像は後述)に見せたが、覚醒方法が不明とのこと。
俺は一刀の安全を確保するため、三人と共に公孫賛(史実の公孫?)という人のもとで客将になった。
この世界は、黄巾前で盗賊が我が物顔で跋扈している。
この辺りは歴史のとおりだ。
どういうわけか、俺が三人に混じって部隊を率いることになってしまったが……まあ、状況的にしょうがないと諦める。
おまけに俺がご主人さ……(横線が引かれている)
いや、なんかいやに慕われている気がする。
ともかく公孫賛(真名白蓮)のところで半年ほど転戦した。
さすがに千単位の指揮は難しかったが、愛紗や鈴々というお手本があっていい参考になった。
試行錯誤しながらだが、人をまとめるのがこの頃からうまくなったような気がする。
その後、とうとう黄巾の乱が起きた。
桃香たちと共に義勇軍を率いて乱を戦う。
この時に諸葛亮孔明や鳳統(史実の?統)らしき幼女と、ひげもじゃのオヤジが俺の臣になった。
正直、どうしてそうなったのか……俺にもわからん。
別箇で戦闘記録報告書に書く時にでも、そのあたりはまとめておく。
この世界は時系列が少しおかしいようで、黄巾の時代に孔明や鳳統、しかも馬超までもがいた。
なんだかんだで共闘することになる。
しかも孫堅はすでに故人で、孫策が孫呉とかいって兵を率いていた。
この辺からもう、歴史書の記載と明確な差異がある。
下手をすると、これは俺達のいた世界じゃないかもしれないと思い始めた。
その黄巾の乱で、俺はどうやら暴走したようだ。
で、夢の中でオカマっぽいのが色々説明してくれた。
やはり別世界のようなもので、オカマはどうやら仙人らしい。(朧が目指しているものらしいが)
まあ、人物像が見えないので想像するしかないのだが……多分ろくでもない外見をしていそうだ。
しかも、この世界は一刀が作った世界らしい。
一刀が起点になった世界構成……それが三国志の武将が女体化した世界とは。
とんでもないムッツリスケベ……と思ってしまった俺は悪くない、と思う。
まあ多次元宇宙論の話で、俺達がいた元の世界もその一つだという。
スプリガンになる教育の中で、そういう話はいくつも聞かされてきたけど……本当にそうだと言われると、ちょっとショックだ。
おそらく、アーカムに戻ったら研究が始まるのだろうな。
ともかく、そのオカマ仙人から俺も一刀と同存在と言われ、なんとなく納得できるものがあった。
暴走の時に見たイメージといい、俺の中にはなにか爆弾があるように思える。
自分自身の変化がこの世界の住人、桃香や愛紗たちに悪影響を及ぼさないように、しばらく一人で旅をすることにした。
目的はこの世
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ