暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
6ー台本読み(全体的な動きの確認)
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と剣技のコラボレーション。
そのコラボレーションを慌てて回避する為に俺の大鎌の攻撃の勢いを利用し、ユージーンは後ろに飛ぶが…

「ざーねん♪…あなたの時間はもうないよ♪」
「くっ??」

後ろに飛んだユージーンの周りに浮かぶ音符の剣。さらに今いるのは空中であるため上、下、横、その他全方向からの一斉攻撃がユージーンへと飛び込んで行く。
ユージーンは鬼の形相で。

「なめ…るなああああ??」

ユージーンはいきなり魔法を提唱したかと思うと音符の剣が爆発した。サラマンダーお得意の爆発の火属性魔法。その爆風により残りの剣が壊れる。
しかし…

「??あいつは…」

いつの間にかにスノードロップが消えていた。

爆風にやられた…?違う??

「上だ??」

誰かがそう叫んだ途端。綺麗な、だが戦闘には似合わない歌声が聞こえてきた。

マズイ。

ユージーンは鳥肌がたった。最強プレーヤーだからこそわかる。今自分は敗北するということを。

「チェックメイト♪別れはいつも悲しいね♪」

再び襲った音符の剣の雨と大鎌は不意をつかれたユージーンに降り注ぎーーーその歌の雨はユージーンのHPをたやすく食い尽くした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

死闘の後の沈黙を破ったのはシルフの領主さんだった。それに続けてケットシーの領主さんも叫ぶ。

「見事!見事!」
「すごーい!ナイスファイトだヨ!」

さらにそれはサラマンダーの軍勢にも伝播してお祭り騒ぎになった。
そんな中シルフの領主さんが蘇生魔法でユージーンの蘇生をしていた。
ユージーンは蘇生すると首をコキコキ鳴らしながら俺を見て。

「素晴らしい腕前だな。」
「お気遣いありがとう。…んじゃ約束通り。」
「ああ、今日のところは撤退しよう。…だが貴様とはまた戦うぞ。」
「まあ、俺と戦うのもいいけど後ろのマックロクロスケもかなり強いから。そっちもオススメだぜ?ちなみに俺はスノードロップ。親しみを込めてスノーと呼んでくれ。」

ユージーンは一瞬キョトンとしたようだが殺気を放つキリトを見て、

「なるほど確かにつよそうだな。」

と言葉を残し軍を引き戻しサラマンダー領に帰っていった。
…領主さん達ポカーンとしてるな。あいさつしなきゃな…
俺は飛んで一回転しながら、地面に立った。

「さて、シルフ領主サクヤさん。ケットシー領主ルーさん始めまして!俺がプーカ新領主スノードロップです。親しみを込めてスノー。と呼んで下さい。」

俺はにこやかに領主達にあいさつをした。すると2人の領主はいきなり近づいてきて、

「なあ、スノー君これからシルフとの同盟について少し話を…」
「サクヤずるいヨー!…ねえ!
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