暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
オリジナル〜StrikerS 日常編
65話:海水浴だよ、全員集合〜!(PART1)
[3/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
向かってジャンプする。
アツアツになった砂浜を駆け抜けた所為で、火傷しそうな程温まった足を海に突っ込む。
「ひゃあっ!きっもちぃぃ!」
「海なんて久しぶりだなぁ、おい!」
足でバシャバシャと音を立てて、カオルと一緒にはしゃぎ回る。
「はぁ……あの馬鹿どもは…」
「見てるこっちが恥ずかしくなりそうだな…」
その後ろ―――未だ砂浜に立っている龍也とクロノ。腕を組んでこちらを見てくるその様は、明らかに呆れた様子だった。
「んだよてめぇら!海だぞ海っ!楽しまないでどうすんだよ!!」
「そうだそうだ!」
「ガキかお前らは」
「僕はガキじゃないんだ」
かっ!十八だからって羽目も外せないと、大人になれないぞ?
因みに俺が着けているのは、黒ベースの赤いラインが入った海パン。カオルは青ベースの、龍也は俺と同じ黒ベースで、俺とは別の装飾をが施されたものだ。まぁこんな事言っても、誰得だって話だけどな。
しかし、だ……
「なんでお前はスポーツタイプの水着なんだよ…」
「ん……何か可笑しいか?」
いや可笑しすぎだろ、おい。なんで海に来てまで、そんなピッタリ張り付くスポーツ水着着てんだよ。
「僕自身あまり海はいかないし、泳いだのだって訓練校での訓練内だけだからな。こっちで言う水着なんて持ってなくて、昨日急遽買ったんだ。それで店員に聞いてみたら…」
「それが来た、と…」
「見るに哀れだね、これは」
「流石の俺も、これは哀れだとしか言い様がないな」
「年上に向かってなんだその言い草は」
おっとマズいマズい、こめかみに青筋が立ってらぁ。これ以上いじるのはマズいな。
「それにしても…遅いな皆」
「はぁ?クロノっちそれ本気で言ってるの?」
「クロノっち!?」
「女性の着替えは時間がかかる。男にとってこれは常識であり、文句を言ってはいけないという暗黙の了解だぞ?」
カオルと龍也にそう言われ、クロノは顔をしかめる。どうやら二人の言ったことが真実なのか、判断しかねているようだ。
「……士、今のは本当なのか?」
そしてクロノは意を決して、俺へ質問を投げかけてきた。
俺はフッ…と鼻を鳴らし―――
m9(^Д^) と。
その後、クロノにめっさ殴られた。後で訳を聞いたら、『とにかくうざかったから』らしい。
それから数十分後。俺達四人は持ってきていたビーチボールを使って、ビーチバレーを静かに―――
「だぁらっしゃぁあ!」
「とうっ!」
「このっ…!」
「せいっ!」
やっていなかった。だいぶ騒がしいな、これは。意外にもクロノも一緒に熱くなってやってる。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ