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魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
オリジナル〜StrikerS 日常編
65話:海水浴だよ、全員集合〜!(PART1)
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一人で、なんて言ったって久しぶりの夏休みだ。早めに宿題を終わらせ、のんびりしようかどこかへ行こうかと考え、まぁどうせ管理局の仕事で大半が潰れるんだろうな〜、と半分投げやりに考えていたところ、そこにはやてがやってきて……
『今年は海に行きたい!!』
と申し出てきて、俺はそれを了承した。
考えてみればすぐわかることだ。長い間足が悪く、車イスでの生活を余儀なくされたはやてが、遠くへ行くことは愚か、まともに海で泳いだ事など、あったとしてもそれは随分と昔の話。覚えているのは難しいだろう。
それに体育の時間――特にプールでの水泳の時間なんて、はやてがまともに泳げているところを俺は見たことがない。(見る機会があまりない、ということもあるが)
海に行きたいという願望か、それとも泳げるようにしたいのか。流石に真意を問うことはしなかったが、理由としてはそんなところだろう。それなら断る理由もない。ましてはやてからの直々の『わがまま』だ、ここで行ってやらないと約束を破ることになる。
そんで、場所は海鳴の海ではなく、思い切ってバニングス家所有の海岸―――つまりはプライベートビーチにでも行こう、という事になり、現在に至る。
メンバーは俺を含めたいつもの八人は勿論、八神家からはヴィータとシグナム、高町家からは桃子さんと美由希さん。ドライバーとして鮫島さんとノエルさん、士郎さん。
さらになんと、こんなイベントには不参加がちなお堅い執務官、クロノまでもがアルフ連れで参加して、計十六人(と一匹)となった。
クロノが参加することに驚きを隠せなかった俺は、理由を本人に聞いてみたところ……
『母さんに、偶には
義妹
(
いもうと
)
と一緒に羽を伸ばして来たらどう? なんて言われたんだ』
とのこと。まぁ何かあれば連絡が来て、シグナムやヴィータを連れてアースラに戻るらしいが、三人はそれまではゆっくり過ごすつもりらしい。
因みに淫獣ことユーノ・スクライアは、今日は無限書庫で仕事と、そして日課になりそうだと言っていた書庫の整理だ。あいつもあいつで、大変そうだということだ。
ヴォルケンズの残りの二人も仕事で、今日は来ていない。そのことを話してくれたはやては、何故か面白そうに笑っていたが……何かあるのだろうか?
恭也さんと忍さんは今回は来なかった。まぁあの二人の事だ、仲好く楽しくやっているのは間違いないだろう。
とまぁ、能書きはこれぐらいにして……
「夏だ!」
「海だっ!」
「「イイィィィッヤァァッホオオォォォォォォォ!!」」
ビーチサンダル片手に、今も日差しにさらされる砂浜を走り抜ける。隣には同じようにビーチサンダルを持ってるカオルが、並んで走ってくる。
そして某髭の濃い配管工のおっさんの如き叫び声を出し、海へ
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