第十四話 Subterranean Base
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らずお美しい…いえ、寧ろ美しさに磨きがかかられましたね」
紳士のような態度。
相変わらずのオクトパルドにルインは苦笑した。
ルイン「うん。久しぶりだねオクトパルド。君はこんなことはしないんじゃないかと思ったんだけど…」
オクトパルド「私は水中戦闘のアーティストですルインさん。だが長らくそれはルインさんと彼…クラーケン以外誰にも理解されなかった」
ルイン「シグマがそれを認めたのオクトパルド?クラーケンは君のことを心配していたのに……」
オクトパルド「彼のことは申し訳ないとは思いますが、我々が認められる世界を創るのに、この戦いは非常に意味があります!!」
ルイン「そう…残念だよ。君という友人を失うなんてさ」
ハルバードを握り締め、ルインは一気にオクトパルドに向けて振るう。
オクトパルド「甘いですよルインさん!!」
全力のハルバードの一撃をいともたやすく回避された。
ルイン「(速い!!)」
オクトパルド自身と触手に装備された推進剤により、水中では他の追随を許さない機動力を誇る。
オクトパルド「元が地上用レプリロイドとは思えないくらいに素晴らしい機動力です。どうやらあなたのアーマーを切り換える能力の噂は嘘ではなかったようですね」
ルイン「何?疑ってたわけ?」
オクトパルド「私は自分自身の目で見ないと納得出来ない主義なので…さあ、ワルツを始めましょう!!」
オクトパルドはそういうとホーミング性能を持った魚雷を放つ。
ルイン「くっ…」
ハルバードを回転させて氷の盾を作り、それを防ぐ。
しかしオクトパルドの魚雷がルインの氷の盾を破壊する。
オクトパルド「美しい…」
海に差し込む太陽光を氷の破片が反射することで煌めく海をうっとりと見つめるオクトパルド。
ルイン「この…!!」
オクトパルド「行きますよ!!」
凄まじい速度で移動しながらミサイル、魚雷を放つオクトパルド。
ルインはハルバードをフルチャージする。
ルイン「フリージングドラゴン!!」
再び氷龍を召喚し、オクトパルドのミサイルと魚雷を迎撃。
更にオクトパルドに向かわせる。
オクトパルド「甘いですよ」
オクトパルドは機動力にものを言わせ、氷龍から一気に離れると魚雷で破壊する。
ルイン「なっ!!?」
オクトパルド「お次はこれです!!エクセレントッ!!」
オクトパルドは身体を高速回転させ、自身の周囲に竜巻を発生させる。
ルイン「…っ!!?」
竜巻に引き寄せられるように引っ張られるルインはウォータージェットを最大出力で吹かす。
竜巻が消えた頃にはオクトパルドの姿は何処にもなかった。
ルイン「何処に…」
オクトパルド「こちら
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