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エピソード6 流星VS閃光
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なったが完全になくなったというわけではない。その少数派の筆頭がこいつらだ。そんな器量の少ないこいつらが正体不明ユニークスキル使いの俺を妬まないわけがなく、事あるごとに突っかかってくる。


「はぁ……めんどくさい…」

「いいじゃねえかよ〜流星さんよ〜。あんたと一度やりあいたいとおもってたんだよね〜。」
紺の鎧と兜、長槍を装備したLONのリーダーのカインが絡んでくる。

(装備と名前絶対F○の竜騎士狙ってるだろ!そして、うぜぇ!)

「わかった。しかし、こっちからも条件がある。」

「ははは、そうこなくっちゃ!で、条件ってのは」

「俺が正体を明かさない代わりとして、ボス戦でドロップしたアイテムを無償提供して、攻略組の面々でオークションやってるの知ってるよな。」

「あぁ、アレね〜。本当それって助かるわー」

「そうか、よかったな。じゃあ、お前らが負けたら俺がドロップしたアイテムを貰う権利なしな。」
意外となんでもなさそうな条件だが、割とそうでもない…
リョウトは攻略では遊撃のポジションにつき、ボスに対し多くのダメージを与えているため、ドロップするアイテムもそれだけ多くなる。オークションもとい争奪戦でレアアイテムを手にできれば、それなりに強くなることが可能である。LONのメンバーもその例に漏れず、そこでレアアイテムを手に入れたおかげで資金面でも、戦力面でも全く困っていない。
それくらい、ボス戦で得られる物は重要なのである。

「おいおい、それはないぜ。」

「そうか残念だな。お前らが買ったときの商品もあるのにな。せっかくLAで手に入れたアイテムをくれてやろうとしたのに…」
あいつらの目の前にご褒美をちらつかせてやる。決して届くことすら不可能な。

「なんだと!」

よし!食いついてきた!それを手に入れる前にドン底に落とされるとも知らないで。
くくく、と壮絶な笑みを浮かべるリョウト
そして、それすらも気づいていないカイン(笑)

「いいぜ!やってやるよ!」

「ほう、いいのかね、流星くん。流石に2連戦はキツイと思うのだが。」

「日にちを分けるのもめんどいし、それにこいつらが負けたときのペナルティは攻略組全員に関わるから知っておいて欲しいしな。」


「さて。で、どっちからやればいい。」

「じゃあ、俺らLONからやらしてもらうぜ。でもってあんたの相手はリーダーの俺自ら相手してやるから覚悟しな!」
リーダー頑張れ〜等々LONの面々から声援が送られている。まぁ、そのリーダーの不甲斐なさで自分たちに災いが降りかかると知らないで呑気なことだ。

『KAINから1vs1のデュエルを申し込まれました。受諾しますか。YES/NO』
目の前にホロウィンドが表示される。
初撃決着デ
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