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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第408話】
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袋に詰めていき、人数分買った所でそれを持ちあげる――だが、歩みは始めず、自販機の明かりが届かない暗闇を見ていた。
この辺りの明かりは、自販機のものしか見えなく、街灯の明かりは何故か点いていなかった。
足音を立てず、暗闇の中を俺は更に一夏側の近くの電信柱に身を潜める――ここまで来ると、連絡をすれば声でバレる為、通話を繋いだままズボンのポケットに携帯を押し込む。
一夏が一歩踏み出そうと足を動かす――その前に、前方から誰かが一歩前に出てきて、自販機の明かりにその顔が鮮明に照らされる。
「…………!?」
外見は幼い感じだが、その顔の造りは俺も一夏も知ってる人物にそっくりだった。
織斑千冬――一夏の姉であり、俺の担任でもある――だが、よく見ると決定的に違うと分かる。
最初こそ、パッと見は誰もが織斑先生を思うだろうがまず身長の違いもあれば顔も若々しく、似てはいるが少し異なっている。
表情は伺えないが、一夏が言葉を洩らす。
「ち、千冬姉……?」
脳があまりの出来事に反応してないのか、思わず自分の姉の名前を口にした一夏――。
だが、一夏の目の前の少女は否定の言葉を口にする。
「いや」
そして、徐々にその顔にうすら笑みを浮かべて言葉を更に続ける。
「私はお前だ、織斑一夏」
「な、なに……?」
俺も耳を疑う――だが、明らかに一夏と風貌は似ていない、どちらかといえば圧倒的に織斑先生の方が似ているだろう。
「今日は世話になったな。 ――否、正確に言えば、お前のクラスメイトの有坂ヒルトにだがな」
その言葉に、キャノンボール襲撃してきたサイレント・ゼフィルスが脳裏に過る――だから親父は一夏の命が狙われてると言ったのか。
考えを他所に、二人の会話は続いていく。
「!? お前、もしかしてサイレント・ゼフィルスの――」
「そうだ」
短く肯定の言葉を言い、更に一歩一夏へと近づくその少女――そして。
「私の名前は――――【織斑マドカ】、だ」
その名前を聞き、一瞬時が止まったかの様な感覚を感じた。
一夏も驚いているのか、僅かに一歩足を後ろに後退させる――そして、マドカと名乗った少女は何処からともなく拳銃を取り出す。
それを見た俺は、親父が言っていた【一夏の命が狙われてる】という言葉が脳裏に再度過り、気付くと俺は駆け出していた。
「私が私足るために……お前の命をもらう」
銃口が一夏へと向けられ、引き金を引くその瞬間、俺は叫ぶ――。
「一夏ァッ! しゃがめェェェェッ!!!!」
「!?」
俺の声に驚き、一夏は俺へ
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