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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第408話】
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も大丈夫だ。 ば、バナナでこっそり夜中に練習もして……その……ゴニョゴニョ」
「ぅ……」
生々しい特訓をしているラウラの様子が容易に想像出来、先程治まったばかりの欲望の塊が徐々に反応するのがわかる。
「ば、バカ……マジで場違いじゃねぇか……。 ……そ、そんな直ぐには……ってか、嫌じゃないのか? ……そ、その……口でするって」
言ってて恥ずかしくなり、顔を背ける俺だが、ラウラは背けた俺に更に覗き込むように見上げると――。
「……イヤな訳ない。 イヤなら、流石に嫁であっても私からそういう事は言わない。 ……ヒルトは……私がするのはイヤなのか……?」
「そ、そうじゃないけどさ。 ……な、何かそこまで言ったら本当に不味い気がする。 ……こ、答えを未だに出さない俺が招いた事態だけど……」
「……だが、私も後悔はしたくないのだ。 ……ヒルトが私を選ばない可能性だってあると考えると、しないで後悔はしたくない気持ちが勝ってくる……」
伏し目がちなラウラのその姿に、胸が締め付けられる――これも俺が招いた事態のせいだが、正直言えば……選べない状況になってきている。
一夏的に言えば男として最低だが、皆各々に良いところもあれば悪いところも有り、俺自身それを含めても全員好意的に見てるからだ。
……優柔不断といえばそうかもしれない、これは否定できないし俺自身の悪いところでもあるだろう。
自分自身に嫌悪感を抱きつつも、欲に押し負けそうな俺――。
「……っ。 な、なら……次に俺がシャワーを浴びてる時に来たら……な」
「……!? わ、わかった。 ……ぅむ……ぅむ」
何度も頷くラウラ――シャワー入ってる時間事態はその日の気分で違う。
早ければ五分、遅いと十五分掛かるが食事前だったり訓練後直ぐだったり寝る前だったりと様々だから、かち合う可能性は低いだろうし、そもそもシャワーの時はシャワールームにも鍵をするようにしている。
以前楯無さんに入られた為、簡易的な鍵だが……。
……それはそれで期待に胸を踊らせるラウラに悪い気がするが、多分これで良いのかもしれない。
「……こほん。 ではヒルト、シャワーの時に私の特訓の成果を披露しよう。 ……遠慮なく性を解き放つのだ、いいな?」
言ってて恥ずかしくないのだろうか……気持ちが勝っているらしく、僅かに声が弾むラウラに対して、俺は頷くとラウラも満足そうに頷く。
「で、では私はまた周辺警護へと戻ろう。 ……何かあれば私かパパに連絡するのだぞ」
「……ラウラ、パパっておかしくないか? 確かドイツ語でパパってファーターの方が自然じゃないか?」
「む? ……ここは日本だからな
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