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ZOIDS 紅の獅子
第4話 最悪の再会
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は身構える

「ダメ、ゼロ!!」

アオイの悲鳴に、ゼロは動きを止めてしまう

当然の如く、セイバータイガーの攻撃をもろに受けてしまった。

「きゃあああああ!!」

ライガーゼロは吹き飛ばされ、アオイは頭を打ち意識が朦朧とする。

「こいつはシャドーの力で復活したと同時に、メモリーバンク・・・ゾイドの記憶を掻き消した・・・僕のゾイドにお前の様な感情は必要ないからな。」

「セイ・・・バー・・・」

「まともにゾイドを扱えてないお前より、僕の下にいた方がこいつも幸せだろう?ハハハハハ!」

嘲笑うレイヴンの声を聞き、アオイは意識を手放した。

そして

「プロイツェンから抹殺の指示が出てるんだ。悪く思わないでくれ」

セイバータイガーの前足が振り上げられる。

「以前の相棒に殺される・・・泣けるシチュエーションじゃないか・・・死ね!!」

そして、セイバータイガーの爪がライガーゼロのコクピットめがけて接近する。

「やめろぉぉぉぉ!!」

寸でのところでバンのシールドライガーがセイバータイガーを撃ち、攻撃を阻止した。

「これ以上ゾイドを傷付けるって言うのなら・・・」

「どうだと言うんだ!」

「お前を倒す!!」

バンとレイヴン、乱入したアーバインも戦闘に加わる。

しかし、彼らはレイヴンの撤退という形で勝利を収めた。

アオイは、村の診療所に運ばれた。

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