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ZOIDS 紅の獅子
第4話 最悪の再会
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う確信し、ライガーゼロを岩山の傍まで走らせる

「バン!フィーネ!」

「アオイ!?アオイも来てたのか!?」

「そんな事より、そいつが例の少年なのよね?」

「そうだ!こいつがガイザックの墓場を作った張本人だ!」

「あの人・・・ゾイドが嫌いだって・・・」

フィーネがそう言い、アオイは少年を睨みつける。

「ふうん、珍しいゾイドに乗ってるんだね。」

その少年がライガーゼロを後ろ眼で見て呟く

「ゾイド嫌いのアンタに言われる筋合いはないわ。同じゾイド乗りとして、アンタの悪事を見過ごすわけにはいかないの!」

少年は鼻で笑い、地平線に指を差す。

その先には、ゴドスの大部隊が接近してきていた。

少年を捕まえるために派遣された部隊だ。

「どうやらここにも作らなくちゃいけないみたいだ。ゾイドの墓場を」

「何!?お前・・・」

「シャドォォォォ!!」

少年が叫ぶと

一つ上の岩場から、黒いオーガノイドが姿を見せた。

「ジーク!?いや違う・・・こいつは・・・!?」

「本当にいたのね・・・黒いオーガノイドが・・・!」

バンとアオイが驚いていると

少年は岩山から飛び降りた。

「待てレイヴン!!」

地響きが起こり、バンとフィーネが岩山からコマンドウルフの上に落ちた。

「いっててて・・・」

「バン、大丈夫?」

「バン!奴が出てくるぞ!!」

岩山の影から、少年・・・レイヴンのゾイドである紅いセイバータイガーが現れた。

「!!!」

アオイは、そのセイバータイガーを見て全身に緊張が走る。

「ウソ・・・なんで・・・」

「アオイ?おいどうしたアオイ!?」

「あのセイバータイガーを知ってるのかアオイ!?どうしたんだよアオイ!!」

アーバインとバンの声はアオイに届かず

「いるはずない・・・なんで・・・どうして・・・」

うわ言の様に発していた呟きは

セイバータイガーがゴドスに攻撃を仕掛けたと同時に止まった。

上空から飛び込みゴドスを薙ぎ倒したが

追い討ちのようにゴドスの首を踏みつけ、頭部が切り落とされる。

その後も、ゴドスに攻撃を仕掛けるレイヴン

それは、全て普通に戦闘するには必要のないものが多い

腕を噛み千切り、脚を?ぎ取り、ビーム砲で頭部を撃ち抜き

「うわああああ!?」

倒れた相手を弄ぶかのように踏みつけ苦しめている

その光景を目の当たりにし、バン達は言葉を失い

アオイの眼から涙がこぼれる。

その間も残虐な行為が繰り返され、ゴドスの部隊が目に見えるように減っていく。

「やめろぉぉぉぉ!!何でそんなことができるんだ!!」

「イカ
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