第4話 最悪の再会
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だってゾイド乗りだから」
「そうか。あの先にガイザックの墓場がある。興味があれば見てくるといい。」
兵士が指差した方へ、アオイはライガーゼロを走らせる。
そこで見た光景は
「ひ・・・ひどい・・・!」
見るも無残に破壊されたガイザックの姿があった
「何でこんなことができるの・・・同じゾイド乗りとは思えない・・・!」
破壊されたガイザックは全てスリーパーゾイドだったが
これが、人間が搭乗しているゾイドだと思うとアオイは胸を締め付けられる。
「許せない・・・」
もしそのゾイド乗りと出会ったのならば、徹底的に叩き潰そうと誓うアオイだった。
とりあえず村に戻ると、何やら騒がしく兵士が動いていた。
「何?何の騒ぎ?」
不思議そうに共和国兵士を見ていると、指揮していた兵士がこちらに来る
「ここにオーガノイドを連れた少年を見なかったか!?」
「いいえ、それが何か?」
「そいつらがガイザックの墓場を作った犯人だ!」
アオイはすぐにバンの事だと思い驚く。
「ええ!?嘘でしょ、あの子がそんなことするわけないと思うけど」
「知り合いなのか?」
「ええ、銀色のオーガノイドでしょ?」
「いや違う。黒いオーガノイドだ。」
「はぁ??」
黒いオーガノイドだと言われアオイは困惑する
「ちょっと待ってよ、黒いオーガノイドって・・・ジーク以外にもオーガノイドっているの?」
「俺が知るか。先ほどその少年の捜索に出た、貴様も協力してくれ」
普通なら断っているところではあるが、墓場を作った犯人は放ってはおけなかった。
「わかったわ。私が先に見つけてやるんだから。」
意気込むアオイの前に
「おーい、アオイ!」
彼女を呼ぶ声が、黒いコマンドウルフから聞こえてきた。
「ああ!アンタまさかアーバイン!?」
「ちょうどよかった、バンの捜索に協力してくれ。」
「バン達も来てるの?」
「ああ、しかもガイザックの墓場を作った犯人と行動しているらしい。」
「ええ!?」
「バンが危ない、お前も探してくれ!」
アーバインの指示なのは少しシャクだったが、バンの身が危ないためすぐにライガーゼロを走らせた。
「ゼロ、オーガノイドの気配を察知して・・・って、出来るわけないわよねいくらなんでも・・・」
ない物ねだりをしても仕方なく、地道にバンを探す
「ん?あれってアーバインのコマンドウルフ?」
コマンドウルフの止まっている先の岩山に
バンとフィーネ、その奥に少年が立っているのが見えた。
「バン!それにあいつは・・・!」
あの少年が、ガイザックの墓場を作り出した犯人
そ
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