第2話 レッドリバー攻防戦
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格納してある水で顔を洗う。
(大丈夫、戦闘にならなければ・・・)
そして、帝国と共和国の睨み合いが延々と続き
日が暮れ始める。
さすがに待ちくたびれたバンはシールドライガーから降りて用を足していた。
「腹減ってきたな・・・いつまでこんなことやってんだろ。」
緊張感が足りてない彼と裏腹に、アオイは臨戦態勢に入っていた。
そして、この沈黙を破るように1機のプテラスが戦場に乱入する。
「プテラス!?」
アオイはすぐにライトへ通信を送る。
「ライト少尉、基地のプテラスは!?」
「え?プテラスはシールドライガーに全部壊されて誰も・・・」
「てことはあのプテラスは!?」
アオイが何かに確信を持つ前に、プテラスは帝国のモルガにバルカンで攻撃した。
モルガ部隊が迎撃するが、全て回避しドラゴンヘッドの方へ飛び去っていく。
「何なんだあのプテラス!?」
「馬鹿!帝国領内に飛び去ったのが見えなかったの!?あれは帝国が差し向けたプテラスよ!!」
「火種を作りやがったか・・・!!」
「砲門を開け!散開しつつも防衛網を緩めるな!!」
ハーマンから迎撃命令が下り、帝国が進軍を開始
戦闘が開始された。
「何だ何だ!?いきなり始まったぞ!」
「バン!開戦よ、急いで!」
「くそ、行くぞジーク!!」
「グオォォォォ!!」
ジークが咆えて背部からブースターを展開し飛び上がり、
シールドライガーと合体する。
「ゾイドと合体した・・・!?ジークは本当にオーガノイドだったのね・・・」
はじめて見るオーガノイドの光景に驚いていたアオイだったが
すぐに気持ちを切り替え帝国軍と戦闘に入る。
ライトのアロザウラーも前に出てモルガに砲撃を加える。
それよりも前にでてハーマンのゴルドスが帝国に攻撃する。
「ハーマン大尉、危険です!あなたが撃たれれば我が軍は!」
「たとえ負けると分かっていても戦わなきゃいけない時もある!それが男ってもんだ!!」
彼らの奮闘もあり、モルガの数を減らしていっているが
それでも帝国軍の物量に押され、ゴドスが次々に撃墜されていく。
ライガーゼロも格闘戦でモルガを捌いていくが、それでも一向に勝機は見えてこない。
「ええい!後から後から!」
「ムンベイとフィーネは!?ファイヤーブリッジを爆破しにいったんじゃなかったの!?」
爆破の指示を出してはいたらしいが、爆煙等が見えないところ
起爆せずに帝国に捕らわれたと思うのが妥当だろう。
(やっぱり、敵の大将を叩かない限りは・・・)
「渓谷のオーバーハングを利用すれば何とか飛び移れるはずだ!」
「無茶
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