第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
第八話 裏切り者捕獲作戦 決行
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けすごい技術者が居るってことですか?」
「なあ、そもそもの前提が間違ってる気がしてならないんだが...」
いい加減見てられない。話に参加する
「そもそもさ、何で外部前提なのさ。外部からはあり得ないと思うのなら内部を疑ってしかるべきだと思うんだが...」
そう言うと、仮面の男の本体は
「管理局員がやったっていうのかよ!?流石にそれはないと思うよ?」
ふむ。少し焦りが見えるけど、疑ってなきゃ気がつかないレベルか。凄いな
「だがそうしか考えられないのも事実だな」
クロノも俺の意見に賛成してくれている。このままの流れでいけるか?
「リンディさん。そのシステム、どんな人なら見れますか?」
「ちょっと、」
「そうね。私も見たことはあるわ。多分システムエンジニアさんと上の階級の人じゃないかしら」
途中仮面の男が割り込もうとしてきたがリンディさんを止められなかった
「成る程。ならば最低でも提督クラスは見れるってことだ」
この一言でこの場の空気が変わる
俺がこの話をどういう方向に持って行きたいのかを知っている人間以外はみんな俺の方を睨んでいる
そりゃそうだ。この発言はかなり上の方に喧嘩を売っているのだから
「それは、お父さまを疑ってるってことかい?」
「もちろん。まあ、それと同じ理由でリンディさんやレティ提督も疑ってはいますが、と言ってもリンディさんはここにいた以上無理だと思いますが」
「この!」
「やめろ!」
こっちに攻撃しようとしてくるがクロノの一言で収まった
そろそろしめにしようかね
「まあ、そんなのは建前で。本当は見てるんだけどな。クロノ、何か掴めた?」
「ああ、バッチリだ。君の行った通りにしたら録音データは消されなかった」
「!?」
「おっと逃げすわけないでしょ?」
本体が逃げようとしたのでチェーンバインドをかけて抑える
「これを聞いてくれ」
その隙にクロノが録音データを流す
『明日、システムをダウンさせる。その瞬間にフェイト君のリンカーコアを蒐集させるんだ。本当はこんなことを二人に任せたくは無いんだが』
『お父さまの頼みなんだ、拒否するわけないじゃん!』
『ええ。それにこれは闇の書を封じる為です。きっとうまく行くはずです』
「以上が証拠の映像データです」
クロノが流したデータを聴き、みんなが唖然としているなか本体だけは
「こんなの捏造だ!お父さまは何もしてない!」
「ならお前の相棒の怪我はどうする?まだ治ってないんだろ?」
「え...?まさかあれは!!」
チェーンバインドを無理やり破ってこっちに突進してくる。距離が近かっ
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