後日談最終話 それぞれの明日へ………
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」
「まあ別に娘と零治君を叩き潰そうとは思ってなかったからね」
やっぱりお父さんは本気じゃなかったんだ………
いくら魔法を使ってなかったからといって、バリアジャケットとデバイスを展開して簡単には負けないと思ってたけど………
私、まだまだだな………
「でも、良い経験が出来ました。ありがとうございます士郎さん」
「こっちこそ、久しぶりに楽しめたよ。良かったらまた勝負しよう。今度は両方とも本気でね」
「えっ?それってもしかして………?」
「零治君の魔法は剣技が中心となのはに聞いたのだが、それなら御神流でもいい勝負になるだろう?」
お父さんはイマイチ魔法の怖さが分かってないの………
いくら剣技が中心だからって普通の剣士に魔導師が負けたら管理局必要ないの。
「まあ時間があったら………俺もまたしたいですから」
そう言ってお父さんと零治君が固い握手をしました。
これが男の友情なんだ………ってあれ?何か忘れているような………
「そ、そうだ!!お父さん、零治君が勝ってくれたって事は私の管理局行きはOKって事だよね!?」
「ほう………人に変わってもらってOKだなんて、そんな覚悟で行くつもりだったのかなのは?………いい機会だ、お前も中学生だし、将来危ない仕事に付くつもりなら今のうちに鍛えるのは悪くないだろう」
………あれ?
「よし、兄や姉みたくビシバシしごいてやるぞ!!」
「お父さん!?何でそうなるの!?進学するにしても私の学力じゃ勉強しないとちょっと不味いのに………」
「いや、このまま受けてたら認めてもらえるんじゃないのか?『もう教える事は何も無い、頑張ってこい!!』って感じで」
「お父さん、バッチ来いなの!!」
そう言ってなのはは真っ直ぐ、士郎さんの所に向かっていった………
「なのはも受けるのか………」
「ご愁傷さま………」
「一体どうしたんですかね士郎さん?」
こうして戦いを終え、なのはに指導している士郎さんを見ながら恭也さんと美由希さんと話していた。
「多分零治君と戦って、現役の時の血が騒いだんじゃないかな?」
「そうだね、ああなったらなのはがしっかりするまで終わらないね」
なのは魔改造である。ただでさえ、魔王として恐れられているのにこれ以上ランクアップとか可能なのか?
「でも、良かったねなのは」
「そうだな」
「………2人はなのはの管理局行きには反対じゃないのですか?」
「反対だ」
「反対だよ」
「だったら………」
「だが、なのはの気持ちも覚悟も知った以上反対も出来ん」
「それになのはって滅多に我侭言わない子なのに魔法の事になると譲らない。それほど大事なんだよねなのはにとって………いつも良い子にって思ってるあの子が我侭言って
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