後日談最終話 それぞれの明日へ………
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らOKです、1人で抱え込もうとしなければ私は何も言いません、生物は誰だって体は1つです。全てを抱え込もうとしても無理なんですから」
偉そうに保護者みたいな事を言うラグナル。
「………デバイスのくせに生意気だ!」
「あた!?」
軽く拳骨を入れ、マスターの威厳を保ちつつ、再び空を見上げた。
「………まあ取り敢えず相手が動くまでは静観かな」
「そうですね、余計な事はせず、一応直ぐに動ける様にしていれば良いと思います」
「ああ。………例え、何かがあったとしても先ずは家族会議だな」
「はい」
「………これからも頼むな相棒」
「はい、マスター」
そう言って俺達は暫く一緒に夜空を眺めていた………
「彼の容体は?」
「はい、以前よりも数値が高いです。やはりこのパターンが一番効果があるみたいです」
「だが未だに眠り続けているのか………」
「はい………」
薄暗い研究室に2人の研究者がその場に居た。
「どうしますクレイン博士?」
「………取り敢えずこのパターンで時間を置いてみるとしよう。なに、時間はたっぷりあるんだ、急ぐ必要はない」
「そうですね」
返事を聞いたクレインはそのまま、研究室の真ん中に立っているカプセルに向かった。
「もう少し協力してもらうよ、バルトマン・ゲーハルト………」
クレインはカプセルの中にいるバルトマンに優しく声を掛けた………
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