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健全ドラゴン ダイミダラー
叫べ!諸刃のガリバーティ●ポ
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んだよ!!」
「ふん!お前ごときが俺に勝てる訳がないだろうが!」


「それはどうかな!」


この場にいる人間以外の声が勝ち誇っていたライザーの顔を歪ませた。
そこには瑞希の姿があった。片腕にはライザーのクイーンを担いでいた。
「すみません、ライザー様」
そうライザーのクイーンは言いながら治療室に強制転移させられていた。

『ライザー様のクイーン1名リタイア』
そんなアナウンスがフィールドに響いていた。
「ライザー!確かに兵藤君の行動は無茶だったかもしれないし、無理だったかもしれない。でも無駄ではなかったんだよ!私が来るまでの時間をかせいでくれたんだらかね!」
「ふん!しかし、クイーンを倒したからと調子に乗るなよ!お前が俺に勝てるわけじゃ無いんだからな!」
「いや!ライザー貴方の攻略法は既に見つけているんですよ!」
「何だと!!」
すると、瑞希の左腕は眩い光を放ち始めた。
「それは!聖剣の光!どういうことだ!」
「実はね私には聖剣を操る因子がかなりあるんですよ。そして、その因子を使って自分の腕を擬似聖剣にしているんですよ」
「バカな!そんなことをすれば貴様の腕が焼き消されるはずだ!」
「まぁ、普通の悪魔が同じ事をすれば焼き消されるでしょね。でも、私にはハイエロ粒子があります。それを使って腕を守っているんですよ。まぁ、ダメージはかなりありますけどね。兵藤君、私に赤龍帝の力を使って私に力の譲渡をしてください」
いきなり、呼ばれて驚いたが俺は言われた通りに瑞希に力の譲渡をした。
「ありがとう。兵藤君の力も加えてライザーを倒します」
そして、瑞希はフルスピードでライザーを擬似聖剣を使って切り裂いた。
そして、ライザーは治療室に運ばれて行った。
俺たちは勝ったんだ!








ライザー戦から一週間後。
「お疲れ様でした瑞希」
私と会長は二人きりの生徒会室でチェスをしながら話をしていた。
「まぁ、何とか勝てましたけど途中はヒヤヒヤしましたね。ライザーのクイーンは朱乃さんが倒せるものだと確信してましたから、まさか負けるとは思っていませんでした」
「そうですね。まぁ、彼女は相手にフェニックスの涙を使わせていましたから。恐らくフェニックスの涙無しの戦いなら朱乃さんの勝ちだったでしょうね」


「そうですね。あと、最初の方か聞きたかったんですけど。会長、最初から私をリアスさんの助っ人として出させるつもりだったでしょ」
「あら!気がつきましたか!」
「えぇ、不自然な点が幾らかありましたからね。ライザーとの会合の時も普通は会合の時はクイーンが同席するはずなのに私が同席させられたり、ライザーにわざと喧嘩を売ったりと怪しい点はありましたからね。本当はリアスさんには勝って欲しかったんでしょ」
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