マクロスF
番外編029話 その頃のホワイトスター
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、苦笑を浮かべたり、あるいは満足そうな笑みを浮かべたりといった様子で、10人程が入っても問題無い広さを持つ浴室へと向かうのだった。
そんなこんなで、皆でシャワーを浴びてマリューの作った簡単な朝食を食べながらこれからの事を相談する4人。
「まず、最低限やらないといけないのはシャドウミラーの皆にアクセルの不在を知らせる事でしょうね」
「それを言うなら、他の世界に関してもだな」
レモンの言葉にコーネリアが言葉を付け足す。
「こうなると、幸運だったのはアクセルが実際にホワイトスターの運営に関与していなかったという事か」
「そうね。その辺はエザリアに一任してたから……エザリア、色々とまた大変になるわね……」
凛とした美人のエザリアが今回の件で負う苦労は並大抵ではないだろう。それを思いつつも、これまでシャドウミラーを支えてきた交渉技術に関しては信頼しているレモンだった。
「エヴァとフェイトはどうする?」
スレイの言葉に、レモンは微かに考えるとすぐに結論を出す。
「あの2人もシャドウミラーの一員なんだから、きちんとその辺の事情は説明しておきましょう。それに、2人とも何だかんだとアクセルに懐いているしね」
本人達が聞けば絶対に否定するだろう事を口にするレモン。
だがレモン以外の3人も頷いているのだから、それはこの場では共通した認識だったのだろう。
「不幸中の幸いと言うべきか、SEED世界はオーブと私達の戦力で落ち着いているし、ネギま世界はそもそも私達が表に出ていない。最大の問題はギアス世界だけど……星刻に期待するしかないでしょうね。いざとなったらメギロートとシャドウを出せる用意はしておくけど」
「……ネギま世界と言えば、あやか達にはどうする?」
コーネリアの言葉に、アクセルの未来の恋人4人の姿がその場にいた者達の脳裏を過ぎる。
「……こちらも教えておきましょう。あの4人はいずれ私達と同じ立場になる子達よ。なら、情報を隠すような真似はしたくないわ。それに……これでアクセルを待っていられなくなるようなら、この指輪を貰う資格はないわ」
自らの左手の薬指に嵌っている時の指輪へと視線を向けるレモン。
そんなレモンの言葉に残りの3人も小さく頷き、これからの方針を決定する事になるのだった。
「さて、シャドウミラーの主要な人物はこれで全部ね」
ホワイトスターの住居区画の近くにある、これまでにもよく利用されてきた体育館。現在、そこにはレモンが口にしたようにシャドウミラーの主要メンバーが集まっていた。
ムウ、イザーク、ムラタ、ギルフォード、オウカ、エキドナ、グラストンナイツといった実働班のメンバー。
マードック、フィリオ、ロイド、セ
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