十二人目
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私が勝てなかった…
唯一敗北した、一人の狩人の言葉だ。
弱いから…
強い人に頼むんだ…
私が死しても…
こんな事が二度と起こらないように願う。
強くならなければ、どうしようもない世の中なのは…
後世の世界も同じだろう。
己の非力を恨み、それを糧に頂きを目指し。
そこに立った時、戻らぬものに自ずと崩れ落ちる…
私のような者が…
一人でも多く減っていたら…
思い遺す事無く、天へと還るだろう。
私はその日を…
何万何千年でも待つ…
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