暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
4ー台本読み(描写想像)
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せを考えれば…」

簡単だぜ?この程度。と周りを見るとボー然としていた。
司会がはっ!とした表情で叫んだ。

「ゆ、優勝!そして次期領主はスノードロップだ??」

会場がわいていた。俺はその歓声に応える。
なんだかんだでプーカの領主になってしまい、知らない内にプーカの危機を救ったらしい。
すると1人のプレーヤーが近寄ってきて

「あれ?スノードロップ…?」

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「とりあえず政策は今まで通りで、あ!あと、いきなりだけど俺世界樹行ってくるから??」

俺は笑いながらプーカの上位プレーヤー達に伝える。ちなみになんとプーカの上位プレーヤーはいつも現実(リアル)で一緒にリズムゲームをやっている人達がほとんどだった。(リズムの合わせ方がまんま雪宮佳だったらしい。)なので…

「分かった了解。…ちなみにさっきの相手はチート使ってなおかつサマランダーと内通していた。
ということでしかるべき処分はしておいた。」
「ふーん。チート使ってたんだ。気づかなかった。」
「まあ、チート使ってる相手に勝つ時点でお前の存在が、チートだかな。」

上位プレーヤー達に笑いが起こる。

「だがなんだ?スノー?なんでこのゲームに?そして世界樹に?」

みんなから疑問が起こる。俺は笑いながら

「ああ、ちょっと忘れ物を取りに行くだけだよ…それはまたおいおい。
んじゃ今日はログアウトで!みんな各自いつも通り行動!」

了解!と声を聞いて俺はメニュー欄のログアウトを押して、現実に戻った。

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現実に帰ると俺は速攻寝る。
ベッドに寝っ転がり意識はあっという間に意識が飛び、目覚める。
日曜日ということで時間はまだ8時半。ここで俺はとんでもない事に気づいてしまった。

「あ、朝ごはんが無い…」

しまった。昨日詩乃と帰る時に気付けなかった。…仕方ない。
俺は身支度を整え、隣の詩乃の家に行く。

ピンポーン

インターフォンを鳴らすと詩乃が出てきた。

「佳?どうしたの?」
「お腹…空いた。」
「ま、まさか…食べ物買うの忘れたの?」
「うん…」
「仕方ないわね…」

そういうと部屋に入れてくれた。
その後、一緒にご飯作り、(なんと今日は洒落てホットケーキです!)食べているとまたも

ピンポーン

と音がした。

「詩乃〜お客さんみたいだよ?」
「わかってるわよ。」

そうして詩乃が玄関に出て行くと優しそうな少年が入ってきた。
なんだと…ついに…?

「詩乃にボーイフレンド…?本日地球は終わります♪なのか…?」
「へー?なかなか面白い事言うわね。
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