暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第406話】
[1/3]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
キャノンボール襲撃から数時間後、現在昼を回って午後二時。
場所はIS学園――勿論、襲撃事件があった為残りのキャノンボールは中止、チケットの代金も返還という事もあって市の財政に大打撃を与えたのは言うまでもない。
教師陣がアリーナに入るのが遅れたのは、何でもラファール・リヴァイヴを格納していたピットが高度な電子ロックされていてそれの解除に時間を有したとか――。
自衛隊の方でも、何かトラブルがあったらしいのだが、そこは詳細な情報は教えられていない。
テレビでは今日の襲撃事件の事ばかり取り上げられてるものの、映像は全く出回っていない為、此方の方はもしかすると【亡国機業】側の細工か工作があったのかもしれないが全てが憶測にしか過ぎなかった。
市営アリーナ内にある監視カメラの映像データも、混乱の最中に誰かがそれを持ち出したとかで騒ぎになっていたが……これも亡国機業側が行った工作なのだろうか?
……セシリアと鈴音だが、二人共大事には至らない――とはいえ、セシリアは暫く痛々しい姿なのが気の毒だ。
唯一、貫通した傷痕が残らない事が一番彼女にとって良かった事だろう――傷痕が残ると、女性はそれがコンプレックスになる人も居るらしい。
無論、俺はそんな事は気にしない――セシリアはセシリア、腕に傷痕が残ろうと、彼女に変わりはないのだから。
鈴音の方も後遺症らしきものは無いが、念のため念入りな検査を受けている。
脳内にダメージを負った可能性は否定できないし、彼女自身は――「このぐらいへっちゃらよ。 検査何て、しなくても大丈夫何だからねっ」――と、言っていたが、俺が念を押して伝えると渋々といった感じで精密検査に。
一夏と篠ノ之だが、軽い記憶障害が起きたようだ――キャノンボール襲撃は覚えていたものの、交戦時の事を全く覚えていない。
あの男が発動したワンオフ・アビリティーの特性とかではなく、強烈な攻撃を受けた為に起きた記憶障害らしいのだが……。
ISは万能ではない、機能で止血したからといって流れ出た血の輸血までは出来ないし、記憶障害自体も起きる可能性もあるという事だろう。
だが、絢爛舞踏を発動出来ることは覚えていたらしく、流石に教師陣もその事で少し騒いでいた――が、織斑先生から口頭で注意はされていた。
仲間の安全を省みずに戦闘をしたからだろう――だが、本人が記憶障害の為、何故注意されてるのかがわからないといった様子だった。
話は変わって、襲撃事件だが、この事件は基本撃退したのは一年生全員の手柄という事にした。
無論他の代表候補生も、意識のある子は皆口裏を合わせてくれた――俺一人の手柄にする事も可能だったかもしれないが、そもそも俺は最初の襲撃者は他の皆と一緒に撃
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ