彼女たちとの出会い
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前たちから聞き出せば良いだけだな」
確かに俺は死にたいと言ったが、女に殺されるのだけは許せない。
しかしその女は一瞬にして消えた――かと思うと先程助けてくれた彼女の目の前に現れた。
俺はすぐ察しが付いた。このままだと彼女が危ないと。
幸いすぐ近くには俺がいる。
女に殺されるのはあれだが、彼女たちを守れるなら惜しくない。
ここまでの思考、僅か一秒足らず。瞬時に彼女を押した。
「がああああ!!」
背中を激しい痛みが襲う。
「な……人間!?」
斬った当の本人は……何故か知らないが動揺している。
「なんで助けたのよ!」
あらら……彼女、怒ってるなあ。
そしてヤバい事に流石にもう意識が保たない。
「助け、ようとしてくれ……た、お礼だ……それ、より早く……もう一人も連れて逃げろっ……」
「……分かった。一旦引くわよ、エオリア」
「チッ悔しいけど仕方ないわね」
良かった……そう思った瞬間に俺の意識は途絶えた。
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