27話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
があるのビルトラプターが一瞬でも消えると流石に誤魔化すことが出来ません。
(仕方ありません。彼に協力してもらいましょう。)
そう考えて、とある人物の部屋の前にいます。
イルムガスト・カザハラ、カザハラ所長の息子で後にグルンガストのパイロットとして活躍する人物です。
そのために、ドアのボタンを押して、彼を呼び出します。
「なんだ、こんな夜遅くに。」
「イルムガスト・カザハラさんですね。」
「そうだが、あんたは誰なんだ。第一、ここまでどうやって来たんだ。見張りの奴らもいるのに。」
「それに関しては、後程、説明します。貴方の父親のジョナサン・カザハラ所長より伝言があるので、その事を伝えにかました。」
「ゲェ〜〜。親父からか。」
「はい、そのとうりです。」
「わかった。開けるが妙なまねはするなよ。」
そう言って、自動ドアを開けます。
出てきた彼に手紙を渡します。
その手紙を読んで、私に声を掛けます。
「どういう事なんだ。ハンスの言動に注意して覚えておけだなんて、こりゃ、どういう事なんだ。」
「ハンス中佐がスパイの可能性があるためです。」
「な、なんだと!」
「お静かに。それが事実かどうかを調べる必要があるので、今回のハンス中佐の言動に注意してもらう必要があるのです。」
「わかった。だが,用事はそれだけか。」
「いいえ、ビルトラプターの見張りに立っている者達の注意をを引き付けて欲しいのです。」
「なんだって、そんな事を。」
「それは、後でカザハラ所長から聞いてください。お願いします。」
「わかった。仕方ねえな。」
そう言って、ビルトラプターが置かれている格納庫に向かいます。
そして、格納庫の中に入り、ビルトラプターの近くにいる兵士にイムルガストが声を掛けます。
「見張りご苦労さん。」
「これは、イルムガスト中尉。どうされましたか。」
「こいつが心配になってな。」
「そうですか、ご心配なく、我々がしっかり見張っておりますので。」
そうして、兵士2人の目がそれたので、素早くビルトラプターに近づき、手で触れて月面基地に転移し、転移した先に置いていたビルトラプターと共に伊豆基地の格納庫に転移します。
この作業を数秒で行いましたが、イムルガスト・カザハラは見ていたので戻って来た時に凄い顔をしていました。
「イルムガスト中尉、どうしましたか。」
「あ、うん。な、なんでもねぇ。じゃあ、見張りがんばってな。」
その言葉の後に、私達はここから離れました。
「おい、今のは何だったんだ。オレの目がおかしくなってなかったとしたら。お前もビルトラプターも一瞬消えてたぞ。」
「私の事はカザハラ所長より聞いてください。もしくは、リン社長から。先ほどの行為は交換
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ