そういえば
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ありましたね 」
「 それのうちお兄様が仕掛けたのが一回ありますのよ? 」
「 ああ、そんな感じなんですね? 妹だろうが容赦しないぜー的な
それで命狙われるこっちの身にもなって欲しいものですね」
お兄様は味方だと思ってたのになあ。
周りは敵だらけ、四面楚歌、なんとでも言えるなぁ
「 お互いに、頑張りましょうね♪ 」
やばいっす。その笑顔やばいですって、ああもう、頑張っちゃいますよ?ww
勝敗条件とか、参加人数とかルール全般知らないけど
なんとなく頑張ってみますか!
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【 ラン視点 】
映画館がはいっている大型ショッピングモールに到着して、そろそろ30分が経過しようとしている
私は何をしているかというと、結の買い物に引きずり回されている
何がそんなに楽しいんだ? よく分からない奴だなぁ
「 ランちゃん! このワンピースどうかな! どうかな!! 」
「 そ、そうね いいんじゃないかな? みんなはどう思う? 」
「 それめっちゃカワイイじゃん! 」
「 結に似合いそう! それでビーチを走りまわってそうww 」
「 なにさー! 」
一緒に来た2人に話をそらして、私は一息ついた
こんなことしていて、映画に遅れたら・・・
スマホで時間を確認する
「 ねぇ、結 」
「 なーに? 」
「 映画って何時からだっけ? 」
「 13:15開演の13:30スタートだよ 今何時なの? 」
「 45分・・・・ 」
・・・・
みんな走り出す。映画館へと向かって
この映画はあまり人気が無いので、今日は一回しか上映されないのはみんな知っている
故に走るのだ。スカートをはためかせて
チケットは先に買っておいたので、勢いをそのままに上映中のホールへ滑り込む
中を見渡すと、誰もいないのでは、と思えるほどのさびれぐあいだった・・・が
ホールのちょうどど真ん中の席に、1人の女性客が座っていた
見るならいいとこで見たいよねー・・・と、私たちの席も中央付近だった気がする
「 人いないし、どこ座ってもいいよね 」
と、私がこぼすと
「 ダメだよ! ルールは守らないと! 」
と、怒られた
そして自分たちの席に座ろうとするが、なんとその女性が座っている席は私の席ではないですか!
うわーなんかやだなぁ。 遅れてきて「そこ、私の席なんですけど」って
・・・言いづらい! どーしよー
私が入り口付近でオロオロしていると、
「 ・・・ああ、ここはあなたの席なのね? ごめんなさいね 」
「
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