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戦姫絶唱シンフォギア/K
EPISODE5 日常
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そのままでも・・・・


「・・・・あの、響ちゃん?」

「なに?」

「ちょっとだけ離れてくれるとうれしいかなぁ〜、なんて」


首をかしげる響。まるでわかってないといった感じに苦笑いしつつ背中に感じるすっかり女の子から“大人の女性”にせいちょうしつつある感触から意識を反らそうと運転に集中する。

 そこで、響がなにか思いついたように口を開いた。


「あのさユウ兄。お父さん・・・雄介さんて、今はどこにいるの?」

「・・・・多分、遠い空の下にいると思うよ。俺も結構会ってないけど、多分母さんも一緒じゃないかな。きっと二人でいろんなとこ冒険してると思う」

「そっか・・・・」


それっきり、しばらくの間二人に会話はなかった。ただ、ちょっぴり哀しくも温かい感じが響の心を満たした。
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