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戦姫絶唱シンフォギア/K
EPISODE3 変身
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改めて自分の想いを告げる。


「ごめん、やっぱり俺戦うよ!」


ヘリの音が近い。多分、こちらも見えているかもしれない。だからこそ、雄樹は言う。


《またそんなことを・・・いい加減に――――》

「こんな奴らの為に、これ以上誰かの涙は見たくない!みんなに笑顔で、いてほしいんだ。だから見てて。俺の・・・・変身!」


決意の声に翼は眼下にある雄樹の姿を見る。ギアを纏うことも忘れ、その姿に視線が釘付けとなった。

 ヘルメットをとり、腕を肩幅に開く。腰にアマダムが現れ、それに手を当て、構える。左側のスイッチの上に置いた左手を右手で押しそして……ノイズを“殴った”。そのことにだれもが驚愕するなか、一緒に乗って光景を見ていた緒川は初めて彼が変身した時のことを重ねる。

雄樹に触れたノイズが灰と消え、また蹴られたもう一匹が灰と消える。段々と姿が変わっていき――――。


「これが・・・・戦士、“クウガ”」


今、古代の英雄が再誕した。

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