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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ゼロの使い魔】編
024 翻意の≪閃光≫ その2
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エッタ姫の依頼を果たさんと、必死にウェールズにトリステインへと亡命する様に説得していた。だが、ウェールズはルイズの言う事に耳を持たず、頑としてトリステインへの亡命を拒否する。

……因みに、何故呼び捨てにし合っているかと云うと、ワルドを討った後、ウェールズの執務室に雪崩込んできた皆を訳知りのウェールズと丸め込んだ時に謎の連帯感が生まれ、そのまま友誼を結び、名前を呼ぶ事を強せ──許可されたからだ。……俺の胃のライフが減ったのは言うまでも無い。

閑話休題。

「でもっ……! サイトも黙ってないで何か言って!」

何故か俺に飛び火したし。……まぁ、折角出来た友人を死なせるつもりは更々無いから構わないが。

「なぁ、ウェールズ」

「なんだい? 我が友よ」

「俺を雇わないか?」

「「えっ!?」」

俺のあまりにもあまりな提案に、その場に居たルイズとウェールズは異口同音に驚いた。

SIDE END
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