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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ゼロの使い魔】編
023 翻意の≪閃光≫ その1
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きが数テンポ遅れてしまう。

「ふふっ、その反応は是と見なしましょう」

ワルドは少女の言葉で漸く気が付いた。……謀られたのだと。

「ルイズは返して貰いますよ。裏切り者さん。……竜之炎伍式“円”、そして“崩”」

ユーノは杖先を素早く動かし、虚空に[円]の字を書き…更に、矢継ぎ早に[崩]の字を書く。すると、ワルドは“円”の結界によってルイズと隔離され、その結界の中に閉じ込められる。更に、極め付きにはその結界の中で“崩”の火球がワルドを包囲する様に生成されていく。

「さようなら」

ユーノのその合図によって、ワルドを包囲していた数十の火球は一斉にワルドへと襲いかかった。

SIDE END
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