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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第405話】
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くり地上に降り、片膝をつく黒夜叉――開いた装甲から熱い熱の隠った空気が放出され、周囲の温度が上昇する。


「親父、大丈夫か?」

「あぁ。 MAXモードを使った後だからな。 ……軽いオーバーヒート状態なんだよ、こいつ。 まあ……今だと機体性能もがた落ちだから、正直アイツが退いてくれて助かったぜ。 なんてな、ワハハハハッ」


 いつもの様な高笑いがアリーナに響き渡る――それと同時に、ヘリのプロペラが空気を切り裂く音が聞こえてきた。


「……今頃自衛隊の到着か。 何にしても黒夜叉が見られるのは不味いからな。 ヒルト、悪いが俺はステルスで姿を消させてもらうぜ」


 言うや、ふっと黒夜叉が消える――それも、ISを上回るステルス性能だ、熱放出による探知も出来ない。

 だが、黒夜叉は【そこ】に存在している……機体に触れる事が出来たからだ。

 ヘリのプロペラの音と共に、アリーナ内部からも教師陣がISを纏ってアリーナへと入り、上空からも次々と打鉄を纏った自衛隊員が降りてきた。

 ……もう少し速く来ていたら取り逃がす事は無いのにと、俺の頭の中でそう思いつつ親父の事は伏せ、敵が撤退した事をやって来た教師や自衛隊員に説明を始めた……。
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