第三章
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それを見届けると懐から何かを取り出し酢桶の中に隠してしまった。それが終わるとすぐに弥助が店の中に戻って来たのだった。
「これは維盛様」
彼は弥助の姿を認めると恭しく一礼してから述べた。
「どうされたのですか?」
「弥左衛門、その名はここでは」
弥助は維盛という名前を出されると警戒する顔になって彼に告げた。
「何時何処に源氏の者が」
「それどころではないのです」
しかし弥左衛門はそれでも恭しい態度を崩さず言うのだった。
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