暁 〜小説投稿サイト〜
東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉22話「遠い未来までは読み通せない」
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
予定通りに昼に萃香を帰らした。というか博麗神社に放り込んだ。ほとんど強制送還だ。
「さて、今日は寝るかな〜。もう仕事は終わったし。」
「わ〜い。わたしはご主人様の右で寝るぅ〜!」
「わたしは左〜。」
その時、誰かの悲鳴を聞いた。
『きゃああああああああっ!!』
スキマを開けて様子を見てみると、早苗だった。早苗がでっかい妖怪に襲われてる。
「はあ、仕方ない。スキルカードを試してみるか。『威力の変化〜鬼〜』」
スキマをもう一つ作り、突きをスキマの中にぶちかます。妖怪の鳩尾の前にスキマを作り、そこから突きが飛んでくる。ただし、これはただの突きではない。“威力の変化”の結界を手の周りに張り、鬼のように強い打撃を入れ、大ダメージを与えられる。ただし、少し命中が悪い。
『なっぐはああああああっ!?な・・・何をした小娘ぇ・・・』
「えっ!?な、なにがでしょう!?」
さて、始末するためにスキマをくぐるか。
「2人とも、寝るのはもう少し後にしよう?」
「は〜い!」
「わかった〜!」



スキマから出て、制裁を加える。
「はいはい、そこまで。でかぶつ妖怪、これでも喰らって頭を冷やせ。」
「あっ裕海さん!・・・と、人形さん!?」
『な、なんだ貴様!小僧、お前も食ってやる!』
拳骨を振るってきた。それをかわし、スペカを唱える。

変化「恐怖と幻の夜」

“精神の変化”と“視覚の変化”を組み合わせたスペカ。あの妖怪からは、スキマから恐ろしい赤い目がのぞいているように見えるはずだ。実際は普通にスキマを開いただけだが。そこから、地味に痛い細い光線が出てくる。主に顔目掛けて。
『があああああああっ!!目がっ!目がああああああああああっ!!』
・・・どっかで聞いたな、それ。まあいいや。もう一つおまけしておこう。
「きらちゃん、ほたるちゃん、頼む。『蛍色の一番星』」
「まかせて!いくよ、ほたるちゃん!」
「きらちゃん、いくよ!」
2人が並んで、きらちゃんは無色の光り輝く光線を、ほたるちゃんは蛍の発光色を出す。それらが混ざり合い、光り輝く蛍の色の光線が飛んでいく。ちなみに、これは当たっても言うほど痛くはないが、当たり所が悪ければ大ダメージを喰らう。
『ぐぬうう・・・小僧風情がああああああああっ!』
どうやら当たり所が悪かったようだ。とりあえずスキマの中の放り込む。行先?もちろん三途の川さ。
「裕海さん、不思議なお人形さん!ありがとうございます!」
早苗が駆け寄って抱きついてきた。・・・月含む幻想郷の住民って抱きつくの好きだな。
「こらー!私たちのご主人様にだきつくなー!」
「だきつくなー!」
人形2人が早苗のうでをほどく。はっと我の返った早苗がばっと俺から少し離れる。
「実は私、妖怪退治に来たんです。」
「ふうん
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ