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ハイスクールD×D 雷帝への道程
これがオレの雷だ!!
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こった際にも兵士として参加しなければならない。それでも構わないな?」

「「それでお兄ちゃんの傍に居られるなら」」

即答で答えてくれる二人に嬉しくなり、頬が緩む。

「ありがとう、二人とも。なら、オレからの祝福を受け取れ」

改めて二人に駒を渡す。少しずつ二人の体内へと沈んでいき、背中から悪魔の翼が生える。

「「うにゃ〜〜」」

それと同時にオレの方に寄りかかってきた。

「どうした?」

「なんか力が入らないにゃ」

「しんどいです」

「何?ああ、そうか、忘れていた。悪魔は日光に弱いのだったな。問題無い、すぐに慣れるはずだ。まあ数日はかかるだろうがな。慣れるまでは無茶をしない様に」

二人をそれぞれの腕で抱きかかえてソファーまで運ぶ。

「それから何だが、近いうちにレーティングゲームを行うことになった。眷属である以上二人も連れて行かなければならないが、オレが絶対に守るから安心してくれ」

死なないとは言え、痛い事に変わらない。死にそうな目には既に会っているのだから、もうそんな目に会わせたくない。いや待てよ、アレが使えるか?







レーティングゲーム当日、グレイフィア様に案内された部屋でオレ達はゲーム開始までリラックスしている。オレはソファーに身を沈め、黒歌と白音はオレにじゃれついている。

「そろそろ開始時刻ですが、準備の方はよろしいでしょうか?」

ゲーム開始5分前にグレイフィア様が再び部屋にやってきた。

「ええ、大丈夫です」

「では、こちらの魔法陣の上へ」

二人を抱きかかえたまま魔法陣の上に移動する。

「それでは良いゲームを」

グレイフィア様に見送られて転移した先はファウードのコントロールルームに似た様な空間だった。円形のフィールドの外周部に行く程、柱の密度が上がり、中央には直径20m程の広場がある。

オレは近くにある柱の一本に触れてオリジナルで作った物質検査の魔法を使って材質を調べる。その結果からこのフィールドを用意した者は、おそらく対戦相手であり、そいつはオレの事を良く知っていることが分かる。この柱は電気を通さない鉱石で作られている。床も同じだ。明らかにオレ対策で作られている。

「まあ、これ位なら問題無いんだがな」

見せた事があるのがザケルとシン・サイフォジオだけだからな。ザケル対策に柱を用意したのだろうが、ザケルや効果範囲が大きい術の対策にしかなっていない。

『皆様、ようこそおいでくださいました。私はこのたびのレーティングゲームの審判(アービター)を仰せつかりましたグレモリー家使用人、グレイフィアと申します。我が主、サーゼクス・ルシファー様の名の下に今宵のゲームを見守らせて頂きます。早速ですが、ゲームのル
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