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「メ」から始まる異世界日記
偶然か、必然か
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のダルイ高校か?」
「ダルイ中学だ」
「そっか、あれ? 中学って停学とかあったっけ?」
「現になっているのだからなるとしか言えない」
「なによっ!? あんたもう少し髪をなんとかしたらどうなの!? そんなあちこちはねまくった髪で外であるいてバカみたいっ!」
「はぁ!? 減らず口だけは達者ねぇ! ママから最初に教わったのは罵詈雑言かなぁ〜! かわいそうねぇー!!!!」
「…女どもうるせぇな…」
「まったくだ」
「もぅ〜…2人ともケンカしちゃぁ、めっ!」
三角帽子で背中にでっかい杖をしょったお姉さんの登場。彼女はこのはって名前だ。
「あ、このは? 久しぶり!」
「はい〜 お久しぶりですねぃ〜 コウくん〜」
こののんびり口調が特徴だ。悩みは胸のサイズらしい。心の汚れまで落ちそうな洗濯板だ。
「うるさいっ! このちゃん! 悪いけど黙ってて!!!」
「なによっ! 外野は黙ってなさい! このペチャンコ!!!」
「あらあらぁ〜 困りましたね〜…だれがペチャンコなんでしょうか〜」
ヤバい!? このはが怒った!?
「おい、逃げるぞ」
「一体なんだ?」
「いいからっ!!!」
俺は男の首根っこをつかみダッシュ!! そしてすぐに伏せる。
すると、
「うふふふ〜…」
もそもそ?と背中の杖を手に持ち、ミドリと女を殴打。衝撃波があたり一面を襲い、ボロボロに。
「…あ…あの格好だから魔法使いって思ってたが…」
「い…一応魔法も使う…使うけど…あ、見ちゃだめ」
男の目をふさぎ、ひたすら伏せる。このはは…どS化する。
「うふふ〜 だれがペチャンコなんでしょうかねぇ〜」
バシバシッ!!!
「イタいイタい!?」
「ちょっ!? このちゃん!? なんであたしまでいたぁぁあ!!??」
「ねぇねぇ〜… 楽しいねぇ〜!!!」
バシバシッバシバシッ!!!
…こりゃ落ち着いて話せねぇな…
「落ち着いたらギルドいこうな…」
「りょ…了解はした。なぜ、目をふさぐ…?」
「…R15だからな。いや…R18でもおかしくないな…」
俺は…もうこの惨劇を文に表すのをやめた。



ギルドに着いたのは疲れた顔と、ドン引きしてる顔と、つやっつやして満足した顔と、ボッコボコのケチョンケチョンの2つの顔。
チワさんもバンギのおっさんも、ロメオもドン引きした。





〜おまけ〜
「お〜い! そこのお兄さん! ちょっとあたしとお茶しな〜い?」
そんで、なんで俺が隣町にいたってことになってるのかを調べねぇと…
「いいねぇ、お嬢ちゃん! お兄さん達いいお店知ってるんだ。さぁ、いこうか?」
「えっ!? ちょっ!? 誰よあんたたち!? あ、コウ!!? ちょっ!?」
まぁ…停学中はアルバイトでもするか〜… タイクツ付属の俺ではな
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