偶然か、必然か
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「…っく…ふわぁぁあ〜… あぁ…ねみい…」
ミスった…学校があるのに…ギルドで夜まで遊んでた…ねみい…
「んー…あ〜… 家にもどらねぇと…」
ギルドの長いすで寝てた…
「お! コウ! おはよう!」
「あ…チワさん…おはよーございますー」
「ほらほら! キリキリ歩くっ!」
「あ〜…それじゃ…あ、あかり頼みます〜…」
「うん、心配しなくていいよ! いってらっしゃい!」
ギルドから家の間にコンビニもとい、お店があるからそこで野菜ジュースと総菜パン買って食べながら家に帰り、バッグ片手にのんびり登校。
いつも通り遅刻ギリギリに到着。あれ? ハルキがいない?
「おい、春陣。生徒指導室にいけ」
高圧的な担任の一言。
「は…はぁ!? 俺がぁ!? …ですか?」
「いけ」
「へい…」
生徒指導室についたら怒られた。なんか、見に覚えがないことで怒られた。
一昨日(つまり土曜日)に隣町にある、ダルイ高校の生徒を俺がボコボコにしてケガを負わせたらしい。寝耳に水だな。衝撃を表せば寝顔にバケツだけど。そんで、停学くらった。意味わかんねぇ…
そして最速で学校をあとにした俺は真っ先にギルドに向かった。土曜日、俺は洞窟にいたってのを証明するために。チワさんとティラミスに説明してもらおうかな。うん。それがいい。
「お〜い! そこのお兄さん! ちょっとあたしとお茶しな〜い?」
そんで、なんで俺が隣町にいたってことになってるのかを調べねぇと…
「え!? 無視ってヒドくない!? あたし傷付くんだけどっ!?」
まぁ…停学中はアルバイトでもするか〜… タイクツ付属の俺ではなく、ギルドの魔導師としての俺で。
「コウ!!!」
バチン!!!!
「いてぇな!!?? って…ミドリか!!?」
「さっきから呼んでるでしょ!!!」
「は? あのナンパみたいな声かけでか? てかあれで人を呼んでるって言えんのか!?」
「ゴチャゴチャうるさい。それより学校は?」
「あ? あぁ、意味が分からんが停学くらった」
「あんたも?」
「その言い方だとおまえもかっ!?」
「うん。訳わかんなかった。土曜日はなにがあったかって言うとね…つまり…」
「ということは…あの2人組か?」
「ありうる…ってかそれしか考えらんない」
「あんたたちも停学くらったの?」
「奇遇だな」
「そう! ちょうどこんな…かんじ…はぁ!?」
「こんな感じってかそのまんまその2人だよ!! なにしにきたのよ! あんたたち! 学校にチクるとか性格腐りすぎてるわよ!!」
「はぁ!? なんであんたたちなんかにそんなショボいことしなきゃいけないわけぇ?」
ミドリと女はケンカしそう。てかしてる。
そして、俺と男は…
「お前たちも停学くらったのか?」
「その通りだ」
「お前らは隣町
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