暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
3ー顔見せ(台本及び道具探し)
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あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ??」

本日二回目の驚き(涙)
選んだ瞬間いきなり空中に放り出された。もちろん重力というものがあるらしく落ちていく。
!確かこのゲーム空を飛べるはず!そう。自由に空を飛べるはず!背中に羽あるし…これを動かす感じか

「…は!」

そうすると俺の着いてた羽が動き始めて落下のスピードが落ちていき…空中で停止した。

「こんな感じか…はい!」

なるほど。背中に架空の筋肉があると考えて羽を動かすイメージか。
俺はその場で1回転してみたり、
練習すると自由に動けるようになった。

「んー。こんな感じか。以外と簡単なんだな…」

実は難しいと知るのは少し先なのだがそれはさておき。どうやら落下地点がプーカの領土らしく大きなサーカステントが至るところにあった。
いったん着地し、少し考える。
あ、そういえばステータスチェックして無い…

「??Do you koto??」

ステータスを見ると明らかに初心者じゃない能力になっていた。…?あれ?これって…

「ひょっとしてSAOのデータ…?」

間違いない。この筋力パラメータは間違いなく『音の死神』スノードロップのデータだった。アイテム欄を見ると破損データがたくさんあり、お金ーーーユルドも初心者ではあり得ない膨大の金額がそこにあった。
ちなみに自分の容姿はほぼSAOのアバターに髪を茶色にして、羽がある感じ…もはや何処ぞの演劇部の部長…あれ?ということは。

「なるほど…SAOのデータが引き継がれるということか…つまり…」

やはりアスナがこの世界にいる可能性が高いということになる。何らかの理由でログアウトするときにこの世界に飛ばされた…という感じだろう…だが。

「なんで…?この世界に…?ん?」

破損データを少し抵抗しながら破棄しつつ少し思考を中断して、あるものが目に止まった。

ーーー『プーカ領主募集中』ーーー

ふむふむ。どうやらプーカ領主を募集しているようだ。前調査では確かにプーカはALOの中では人気はあまりないらしかった。しかも領主が討ち取られると他の種族に領土を占領され、アイテムなどが高くなるらしい。その代わり領主は他種族と同盟を組んだりその領のアイテム設定などができるらしい。

「選定方法は『選定専用リズムゲーム』で最後まで勝ち残った人か…お、今日やってるみたいだな。」

少しにやっとしながら。

「ちょっと領主になってきますか!面白そうだし。」

俺は領主選定戦があるというサーカステントに向けて今さっき覚えた空の飛び方で飛ぶことにした。

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